2009年06月09日

「最後のパレード」と読売への公開質問状

本日送付した質問状の内容を記す前に、新聞記者について少しだけ書きます。お読みいただけたら幸いです。

 
誰でも知っている有名メーカーの広報経験者(私の友人)から直接聞いた話です。かなり笑えますよ。 

某有名メーカーの担当になった読売の記者(大学を出て34年くらいの若輩)が、明らかに年上の広報担当者にこう言ったそうです。「鳩山(呼び捨て)、一度銀座のクラブへ連れてけよ!」

 

友人は頭の働きが早く、瞬時に「この記者を接待すれば、いい記事を書いてくれるに違いない」と判断、早々に銀座で接待したそうです。

 

そうすると案の定、読売の記者は、メーカーの商品を称賛する素晴らしい記事を書いてくれたそうです。費用対効果も抜群の接待作戦だったそうです。

 

友人は、「新聞記者なんてそんなもの、新聞記者なら何でもできると勘違いしている」と切り捨てていました。

 

読売だけではありません。何回も紹介していますが、前職が性風俗レポーターで、元毎日新聞記者の薄井政美市議は、「娘が性風俗の道に進んでも理解する」と公言したり、何回も他人の著作権を侵害したりしています。私からの批判にはダンマリを決め込み、逃げ回っているのが現状です。

 

薄井市議のブログへは、私はコメントを書き込むこともできません。自分に都合がよいコメントしか掲載しない薄市市議には全く誠意がないと断じざるを得ません。

 

娘が性風俗=有害業務で働くことを認めたコメント

http://www.higashimurayamasiminsinbun.com/page094.html

 

好きになろうよ東村山

(薄井市議は以前にも「トトロ」を利用した事実があります。今も売名行為に宮崎駿監督を利用しています。騙されないように)

http://usuimasayoshi.blog98.fc2.com/

 

<読売新聞への質問内容>

 

表題の件、下記の通り質問する。

1、質問理由

貴紙が420日に報道した「最後のパレード」の盗用疑惑記事により、以下の被害が発生しているため。


(省略)

2、質問内容

貴紙の記者は、日曜日の夜に著者と出版社社長の自宅を訪問し、形だけの取材をした。なぜ、平日の営業日に会社を訪問し、十分な取材活動をしなかったのか。

 

3、回答期限

当書面到着後7日以内とする。

以上

2009年06月07日

「最後のパレード」と読売の社会貢献妨害B【中村】

「最後のパレード」初版分(47,000冊)の売り上げの3%の1,776,600円を日本ユニセフ協会に寄付できた。この本が世界中のどれだけの子供たちの命を救えたのかを考えると、ユニセフに寄付することが明記されているこの本を「盗用」として評判を貶めた読売の社会的責任は、あまりにも重いと断じざるを得ない。 

なぜ、読売はこのような冷酷非情な行為に及ぶのか。今日はその理由を明らかにしたい。

 「悪の葉っぱに斧を向ける人は千人いても、根っこに斧を向ける人はひとりしかいない」
H・D・ソロー 

科学の科とは分けるという意味である。ディズニーの根っこと読売の根っこに目を向ければすべてが見えてくる。今、日本社会に欠けている「何か」も明らかになる。政権交代の必要性も理解していただけると確信する。(政権交代の必要性については後日記す。) 

結論から書く。読売は思想、哲学が貧困なのだ。

宗教観や思想の違いにかかわらず全ての人が受け入れるディズニーの哲学とは180度違うのである。 まずはこちらの記事をご高覧頂きたい。 「ディズニー社会と日本社会の違い」

http://gpscompany.blogdehp.ne.jp/article/13448445.html

 

簡単なことなのである。

ディズニー・マインド = 豊かさマインド = 友愛マインド = ホスピタリティ・マインド = 共生マインド

 

読売マインド = 貧困(欠乏)マインド = やっつけマインド = アンチ・ホスピタリティ・マインド = 競争マインド

 

日本のほとんどの学者やコンサルタントの「ホスピタリティ論」は間違っている。学問的には「ホスピタリティとフィランソロピー(税務経理協会」」という本の解説が正しい。

 

この本はサービスとホスピタリティの違いを明確にしている点で高く評価できる。私はこの本を唯一のホスピタリティに関する参考文献にしている。

 ホスピタリティとは「厚遇」ではるが「おもてなし」ではない。なぜなら語源が同じ「ホスピタル(病院)では、決して「おもてなし」という言葉を使わないし、「もてなす」はentertainであるからである。 

この「ホスピタリティとフィランソロピー」は、276ページのレンガ本であり、ホスピタリティについて突っ込んで論じているが、ここではその論を紹介しない。

 

なぜならば、理論が分かっても行動になって表れないと何にもならない。知行合一でなくてはならないのだ。そのためには、誰でも分かるようやさしく説明しなくてはならない。

 

それではホスピタリティとは何か。

その答えを求めるカギは、ホスピタリティとはキリスト教から由来していることを知ることである。

 

それでも、ホスピタリティを知るためにキリスト教を学ぶ必要はない。もっと単純に考えてみよう。

 

それは、クリスマスの精神だ。愛(人間愛)、思いやり、分かち合いのその精神がホスピタリティの精神なのである。

私は、相手を思いやり、助けたいと思うマインドがホスピタリティ・マインドであると定義している。

 

このマインドが、日本社会が失ってしまったマインドであり、政権交代によって取り戻さなくてはならないマインドであるのだ。

 

話を読売の問題に戻す。

読売にはこのクリスマスの精神であるホスピタリティ・マインドが欠落している。愛(人間愛)、思いやり、分かち合いの精神がこの会社からは感じられない。

 

前述した貧困マインドの世界が読売の体質であり、江川事件から何も学んでいない。読売には教育や福祉や人権を語る資格はない、そう断じざるを得ない。

 

私が、冒頭に書いた、読売の思想、哲学は貧困だというのは、以上の理論に基づく。

 

思想から行動が生み出される。読売マインドから、私や出版社が多大な被害を被った「捏造報道」が生み出される。読売は今回の件をしっかりと省察しないと、同じ過ちを繰り返し続けることになるに違いない。

 

読売に「質問状」を送付し、回答を求めたい。

  http://rondan.tv/2009/06/01/%e3%80%8c%e6%9c%80%e5%be%8c%e3%81%ae%e3%83%91%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%89%e3%80%8d%e3%81%a8%e8%aa%ad%e5%a3%b2%e3%81%ae%e7%a4%be%e4%bc%9a%e8%b2%a2%e7%8c%ae%e5%a6%a8%e5%ae%b3%e2%91%a2-%e3%80%90%e4%b8%ad/

2009年06月06日

「最後のパレード」と読売の社会貢献妨害

足利事件で無期懲役が確定し、再審請求中の菅家利和氏が釈放されました。おめでとうございます。

 

私は同じ「冤罪(逮捕、起訴されていませんから最後のパレード事件は冤罪事件ではありませんが)」被害者として、菅家氏の「間違ったでは済まない」「絶対に許せない!」という気持ちは、実によく分かります。

 

まさに、「筆舌に尽くしがたい苦痛」を強いられるのですから。

 

冷静になり、「最後のパレード」事件を振り返ってみます。

 

足利事件は「白いものを黒」と捏造された冤罪事件でした。「最後のパレード」事件は「純白のものを黒に近いグレー」と印象づけられた読売による捏造報道事件だったのです。

 何が起きたのでしょうか。以下のストーリーをご高覧ください。

 <開始>読売中学校での出来事です。数年前の学校新聞に掲載された「修学旅行の思い出」に書かれたエピソードが、今月発行された別学年生徒が書いた「修学旅行の思い出」エピソードにそっくりであると、読売中学校関係者は読者から通報を受けました。それは、旅行先のディズニーランドでドナルドダックからとても親切にしてもらったというエピソードでした。

 学校新聞の発行者は、日曜日の夜にそのエピソードを書いた生徒の家を訪ね「盗作したのか」と聞きました。

 疑われた生徒は「盗作はしていません。一緒に行動した仲間に聞いてもらえば盗作ではないことが証明できます。」と答えました。

 しかしながら、読売中学校の学校新聞発行者は、一緒に行動した仲間に聞くことなく、翌日「小沢二郎君が数年前のエピソードを盗んだ疑惑が浮上」と大々的に新聞に書きました。読売中学校ネットニュースにも流しました。読売中学校定時校内放送でも小沢二郎君の盗作疑惑を報じました。

 疑われた小沢二郎君は「盗んだものではない」と盗作を完全否定しましたが、後の祭りでした。小沢君は「悪者」のレッテルを張られ、友人を失い、やる気も失い、「人間てなんてひどい、今度生まれかわるとしたら・・・そうだ貝になりたい。貝ならば人間にひどい目にあわされなくて済む。」と考えるようになりました。<終了>
 

では、読売はなぜ一緒に行動した仲間(サンクチュアリ出版の編集責任者)に事情を聞かず、月曜日にいきなり報道したのでしょうか。その答えは簡単です。盗用していないことが判明してしまうと、読売の「商品」である捏造記事を報道できなくなるからです。

 

読売は足利事件にかかわった警察や検察同様に、自分たちにメリットがあれば他人を不幸にしてもかまわないと考える人間の集団のようです。そうなのです。「幸福の創造」をポリシーとするディズニーランドの精神と読売の精神は正反対、180度違うのです。

 

私も菅家氏同様に「絶対に許さない!」覚悟で読売と戦っていきたいと考えています。

 

私は、政治家や有識者も読んでいるという「論談」や書籍で盗用疑惑に関する説明責任を果たし、次に、読売に「最後のパレード」が店頭から消え、私に印税も支払われなくなったこの捏造報道の説明責任を果たすよう求めていきます。

 

そして、時間はかかっても今回の「最後のパレード」事件の全容を明らかにしていきたいと思います。それは、記号論や大衆洗脳論につながっていきます。そして、私は出版や東京都議会などへの請願を経て、最終的には「マスメディアによる大衆洗脳や印象操作を防止する(したくてもできなくなる)法案」を、党派を超えて立法府へ提出できるよう動いていきたいと考えています。

 

読売の捏造報道により講演の仕事もなくなりました。社会貢献活動もしばらくは行えません。時間はたっぷりあるので、小沢問題や他の印象操作事件、そして郵政選挙で行われた大衆洗脳を調査分析し、分かりやすく解説していきたいと思います。

 

冤罪被害者である菅家利和氏や松本サリン事件で冤罪・報道被害にあった河野義行氏にもお会いし、アドバイスを頂きたいと考えてもいます。

 

最後になりますが、読売にこの言葉を贈りたいと思います。

 私たちはみな、片翼だけの天使だ。互いに抱きしめあって、初めて空を飛べるのだ。ルチアーノ・ド・クレセンゾ
 

「最後のパレード」と読売の社会貢献妨害@


「最後のパレード」と読売の社会貢献妨害A

 

「最後のパレード」とディズニーランドの変節@

 

 

 

「最後のパレード」と読売の社会貢献妨害C

 

「最後のパレード」と読売の社会貢献妨害D

 

「最後のパレード」と読売の社会貢献妨害E


 「最後のパレード」と読売の社会貢献妨害F