JAL副操縦士、身体検査証明書忘れ…乗務できず出発遅れる
6月9日3時7分配信 読売新聞
日本航空の羽田発韓国・金浦(キムポ)行き8831便(ボーイング747−400型機、乗員乗客249人)で先月28日、副操縦士(38)が、航空法で携帯を義務づけられた航空身体検査証明書を持たないまま、乗務していたことがわかった。
副操縦士が、同日中に金浦空港から羽田に折り返す便に乗務しようとした際、国土交通省の立ち入り検査が入り、同証明書の有効期限が切れていることが判明。副操縦士は乗務できなくなり、交代乗員を手配するなどしたため、この便は出発が約1時間遅れ、320人に影響した。
パイロットは航空機を操縦するために航空身体検査に合格しなければならず、この副操縦士の場合は半年に1度、同証明書を更新する必要がある。
副操縦士は、検査に合格して新しい証明書の発行を受けていたが、今年4月に有効期限が切れた古い証明書を持っていた。新しい証明書は自宅に置き忘れたという。
同社では、乗務に必要な書類の所持と有効期限の確認は各乗員に任せていたが、この問題を受け、乗務前に乗員同士でチェックする再発防止策を取ったという。
副操縦士が、同日中に金浦空港から羽田に折り返す便に乗務しようとした際、国土交通省の立ち入り検査が入り、同証明書の有効期限が切れていることが判明。副操縦士は乗務できなくなり、交代乗員を手配するなどしたため、この便は出発が約1時間遅れ、320人に影響した。
パイロットは航空機を操縦するために航空身体検査に合格しなければならず、この副操縦士の場合は半年に1度、同証明書を更新する必要がある。
副操縦士は、検査に合格して新しい証明書の発行を受けていたが、今年4月に有効期限が切れた古い証明書を持っていた。新しい証明書は自宅に置き忘れたという。
同社では、乗務に必要な書類の所持と有効期限の確認は各乗員に任せていたが、この問題を受け、乗務前に乗員同士でチェックする再発防止策を取ったという。
最終更新:6月9日3時7分
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