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ホテル経営、宗教法人が所得隠し=休憩料をお布施と偽る−関東信越国税局

6月9日10時56分配信 時事通信

 長野県などでラブホテルを経営する宗教法人「宇宙真理学会」が、関東信越国税局から約14億円の所得隠しを指摘されたことが9日、分かった。ホテルの休憩料など収入の一部について、非課税扱いのお布施と偽っていたとみられる。宗教法人は実質的な税率が低く優遇されており、追徴税額は重加算税を含めて約3億円に上るという。
 関係者によると、宇宙真理学会は宗教法人に対する税務上の優遇制度を悪用し、料金の一部をお布施とするなどして、2008年2月期までの7年間で総額約14億円の所得隠しをしていたもようだ。
 登記簿などによると、同会は1983年設立で、主たる事務所の所在地は香川県多度津町となっている。
 長野市内にある系列ホテルでは、入り口前に観音像が建てられ、「ご休憩3000円 ご宿泊5000円より」と書かれた看板が掲げられ、入り口には「喜捨をお願いします 宇宙真理学会」などと掲示されていた。 

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最終更新:6月9日12時8分

時事通信

 

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