タイ南部のモスクで銃乱射、10人死亡・12人負傷
[ヤラ(タイ) 8日 ロイター] タイ南部のモスク(イスラム教礼拝所)で礼拝の最中に武装集団が銃を乱射し、10人が死亡、12人が負傷した。警察が8日発表した。
それによると、現場はイスラム教徒が多く住むナラティワット県Cho Airong地区にあるモスクで、武装集団は少なくとも男5人組だった。
地元の軍の報道官は、テレビ局「チャンネル11」に対し「武装集団はモスクに忍び込み、犠牲者たちが床にひざまずいて祈りを捧げていた中、発砲を始めた」と語っている。
今のところ犯行声明などは出されていない。
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