女優の榮倉奈々(21)が5人組ロックバンド「ROCK’A’TRENCH(ロッカトレンチ)」の新曲「真夏の太陽」(24日発売)で、PVに初出演することが8日、分かった。主題歌に起用されたドラマ、CMにいずれも榮倉が主演と、ロッカにとって榮倉は“幸運の女神”。御利益にあずかろうと、3度目のコラボを依頼し、榮倉も快諾した。同曲のCDジャケットにも登場している。
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ロッカ飛躍の陰には“女神”奈々様がいた。
1月から3月に放送されたフジ・関西系ドラマ「メイちゃんの執事」にシングル「My Sunshine」が07年のメジャーデビュー後、初めて主題歌に起用されたが、その主演をしていたのが榮倉。話題になったドラマ効果で、同曲も着うた100万ダウンロードと、グループ史上最高ヒットとなった。
そして続くシングル「真夏の太陽」も、榮倉が出演する「C1000レモンウォーター」(放送中)のCM曲に決定した。しかも、CM曲の選考には、複数のアーティストの楽曲コンペ審査が行われており、この2度目の“コラボ”は偶然の巡り合わせだった。
奇縁続きに「運命を感じた。幸運の女神だ!」と盛り上がったメンバーは、同曲のPV出演を榮倉サイドに依頼。榮倉も「勝手にステキなご縁を感じていました」と相思相愛でOKしたという。
5月下旬に行われた撮影では、水しぶきがはねる中、タンクトップに短パン姿の榮倉がメンバーとジャンプするなど、夏モード全開。ボーカルの山森大輔は「撮影現場は極寒だったのに、おいしそうにアイスキャンディーを食べる姿は鬼気迫るものがあった」と女神の女優魂に感服していた。