AquesTalk Win版 （free!)

AquesTalk (Win版)は、テキスト情報を音声波形に変換出力する Windows上で動作する規則音声合成ラ イブラリ（DLL)です。 独自開発の音声合成エンジンにより、滑らかな聞き取りやすい音質と自然なイントネーションを実現しています。 また、営利、非営利にかかわらず無償で使用でき、製品に組み込んで販売することも可能です(*1)。

1. 簡単に組み込み可能

   - 音声記号列を与えると音声出力、または音声波形データを返す簡単なAPI

   - 実行時にはこのDLLひとつでよく、波形辞書などの外部ファイルは一切不要

2. 高い合成音声品質

   - 滑らかな聞き取りやすい音質と自然なイントネーション

3. 数値読みモジュールを実装

   - 数値を直接指定できるので、各種の動的なメッセージを生成可能

4. フリーで使えるライブラリ

   - 使用することはもちろん、製品に組み込んで販売することも可能(*1)

5. 超コンパクトな音声合成エンジン

   - 約108KByteのライブラリに規則音声合成のコードおよびデータのすべてを含む

(*1)ライブラリを組み込み配布には条件があります。詳しくはライブラリ内の AqLicence.txtを参照ください。

AquesTalkの入力は、かな表記の音声記号列です。この音声記号列の一例を次に示します。詳細は、音声記号列仕様を参照してください。

あしたの/て'んきわ、いちにちじゅー/はれ。

でんわば'んごーわ、<NUM VAL=01-2345-6789>です。

最も簡単な方法では、次の２ステップで音声を生成、再生できます

1. AquestTalkDaのヘッダをインクルード

   #include "AquestTalkDa.h"

2. 音声を生成して、サウンドデバイスに出力

   AquesTalkDa_PlaySync("こんにちわ。"); //< 引数に音声記号列の文字列を指定

メモリに出力する関数など他にもいくつかの関数インターフェースが用意されています。これらの詳細は、プログラミングガイド.pdfを参照ください。
また、VBなどのその他の開発環境からの呼び出し方法は、以下を参照ください。

1. AquesTalkをVBで使う
2. .NET からAquesTalkを 呼び出すには？

AquesTalk Win版
本パッケージには、AquesTalk Win版ライブラリ(DLL)の他に、 サンプルアプリプログラム(ソースコード含む）、ドキュメントなどが含まれています。

Ver.2.1    aqtk20061012.zip

AquesTalk 拡張声種ライブラリ
AquesTalk Win版には、１つの女声のライブラリが含まれていますが、 本パッケージは、これに加えて、女声１種、男声２種、ロボット声１種のライブラリ(DLL)を含みます。 なお、使用方法のドキュメントや、サンプルプログラムなどは含まれていません。
同名のDLLを差し替えることで、声の種類を変更することができます。

   AqTk_mv_20070130.zip

AquesTalk 拡張声種ライブラリ 第２弾
異なる声種パッケージです。本パッケージには、中性的な声１種（IMD1)、機械的な声２種（JGR,DVD)のライブラリ(DLL)を含んでいます。 必要に応じてダウンロードしてください。

   AqTk_mv_20070319.zip

不具合や要望については掲示板やメールでお寄せください。時間の許す範囲で対応させていただきます。 ライブラリの組み込み方などの一般的なご質問は、掲示板をご利用ください
なお、個別の要望や改良をご希望の場合は、有償にて対応いたしますので、まずはメールにてお問い合わせください。