第3世代のiPod shuffle 、純正のイヤホンのケーブル途中についているコントローラでしか操作できないんですよね。
3rdパーティのイヤホンが使えないってこと!?
というわけで、スピーカードライバー部分を、お気に入りのPHILIPS SHE9700に付け替えてみました。
今回の交換(改造)作業のきっかけとなった動画です。まずはこれを観てイメージをつかみます。
上の動画では、iPodのイヤホンの分解を、簡単に手で行ってましたが、私の場合はそうはいかず、ラバーとの境に円周状にカッターをあててはずしました。こちらは、もう使わないのでかなり乱暴に作業できます。
SHE9700側は丁寧に分解します。
まずは、ケーブル根元側のL/Rが印刷されていた部品をはずします。
接着しているだけですので、カッターで丁寧にこじ開けます。下側(イヤホンジャック側)から開けていくと良いようです。
こじ開けるとケーブルが見える。
千枚通しなど先のとがったもので接着剤を丁寧に取り除き、ケーブルが抜けるように。
次に、ドライバー部分を2つに分割。ここも接着してあるだけなので、円周状の切れ目にそって軽く数箇所カッターの刃をあてていく。刃を深く差し込まなくてもOK!
ドライバー部分が2つに分かれた。
根元側からコードを引いてから・・・
スピーカ(?)側に引き抜く。
半田こてで配線を外す。あとで極性が逆にならないように、コードの色とユニット側の色を記録しておくこと。
ちなみに、配線コードの色は iPodとSHE9700で同じでした。
Green: Left
Red: Right
Clear:Common
コードの先端部分で切断。この金属部品は再利用します。
ニッパーで軽くおさえながら、コードを引き抜く。接着剤がついているので簡単ではありません。途中でコードが切れてしまっても、精密ドライバー等でこじりながらなんとか再利用できるようにします。
分解したiPhoneのコードの先端に金属部品を装着。
おっと、その前に!!!
ケースにコードを通しておくことを忘れないこと。
コードと金属部品は瞬間接着剤で固定します(先端側のみ)。
ユニットとコードを半田付けします。クリア色のコードは、ユニットの緑側です。
あとは、組み立てるだけ。
2つに分割したドライバー部を接着剤で再度くっつけます。
下側に切れ込みが一箇所ありますので、向きはこれにあわせればOK。
コードが切断されないように、コードが顔をだしている部分にも接着剤を詰めておきます。こちらは柔軟性のある接着剤を使用しました。
同時に最初に外したL/Rの印刷された部品を接着。
はみ出した接着剤をシンナーでかるく拭き取って・・・
PHILIPSのロゴが消えかかってしまいました。
ちゃんと前もってマスキングしておけば良かった。
もう一方も同じように作業して・・・
ドライバーは左右で形状が異なりますので、片方づつ作業したほうが間違いがないです。
はい、完成。
ケーブルとドライバーの色が合っていませんが、気にしない。
お約束:リスクがありますので、もしチャレンジされる場合は自己責任で。