部落解放同盟県連合会(竹之内健次委員長)は7日、千曲市内で第62回定期大会を開いた=写真。代議員ら約170人が参加。次期衆院選で政権交代を実現する−などの本年度運動方針を決めた。
県連は次期衆院選の県内小選挙区で、民主党候補の推薦と、社民党候補の支持を決めている。竹之内委員長はあいさつで「人権や平和が大切にされる社会に変えるためには、衆院選に勝たなければならない」と強調。推薦・支持候補の当選に向け全力を挙げて取り組むとした。
県人権政策審議会が3月、村井知事に答申した人権施策の方向性について、竹之内氏は「差別の現実や実態に合った答申だ」と評価。運動方針では、県が本年度内にまとめる人権政策の基本方針について、答申を尊重し、より具体的なものとなるよう働き掛けていくとした。