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WOWOWの挑戦 有料放送の強み、生かした骨太ドラマ (1/2ページ)
BS有料放送のWOWOWが思い切った挑戦を続けている。地上波では描けないような骨太の連続ドラマを次々と送り出し、加入者増に結びつけている。その推進役が、制作部ドラマWの青木泰憲チーフプロデューサー(40)だ。
青木さんを一躍有名にしたのは、昨年4〜5月放送の「パンドラ」だ。WOWOWにとって初の連ドラだったが、がんの特効薬を巡る人々の愛憎を描いた作品は、国際ドラマフェスティバルの連続ドラマ部門で作品賞グランプリを獲得するなど、各方面で話題になった。さらに今年3〜4月には、トレーラーのタイヤ脱輪で母子が死傷した事件をモチーフにした「空飛ぶタイヤ」を放送。第1話を無料放送としたことで、加入申し込みが殺到したという。
「地上波のドラマは視聴率を取るという意味で、ティーンかシニアが対象。WOWOWがターゲットとする40、50代向けの番組を作りたいというシンプルな考えからスタートした」と青木さん。「大人のドラマ」をキーワードに社会派の素材をチョイス。サスペンス的要素で興味を引きつけつつ登場人物たちのドラマを丹念に描く手法で、視聴者に強烈なメッセージを送った。
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