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【石川】

医師不足の現実を間近に 地域の力 若手に期待

2009年6月9日

肝臓などの検査を見学する金沢医大生たち(右の3人)=能登町の公立宇出津総合病院で

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宇出津総合病院 

金沢医大から実習生3人

 能登町の公立宇出津総合病院で八日、金沢医科大医学部生の学外実習が始まった。十二日までの日程で、学生たちは「現場で地域医療を学びたい」と意欲をみせている。

 実習しているのは、いずれも六年生の大隅博文さん、大嶋一彰さん、中井暖さんの三人。奥能登を訪れるのは初めてといい、医師不足に悩む地域の力になるため勉強したいと、同病院を研修場所に選んだ。

 学生はこの日、指導医について外科手術や検査を見学したり、病棟の入院患者を回診した。「想像より患者が多かった」「患者数に比べ医師が少ないと思った」と現場に驚いた様子だった。

 今後、各診療科を回ったり、エコーや心電図をとるなどして研修する予定。 (上野実輝彦)

 

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