無差別に技術をついばむ鳥

情報処理技術全般を気まぐれにつつくゆるいブログです

ネタつつき37ー企業犯罪対策のノウハウ。サラリーマン編。

私はこの10年間社会人になってからというもののずっと、小さな事から大きい事まで、色々な企業犯罪行為を受けてきました。今まではその様な犯罪手口を公開すると、その手段を模倣する者が増え、余計に企業犯罪が余計に増えるのではないかと考えて、具体的な事を書かずに居ました。ですが、私が言わなくとも悪意がある人間には十分に思いつく手口が多くありますし、対策する事のほうが大事だと考えこの記事を書くことにしました。
振り返れば10年というとプロになるのに必要な期間と一緒です。我ながらよく生きていたものです。このノウハウが同じく企業犯罪に苦しむ人々の助けになれば幸いです。


【偽装IT会社による知的財産搾取】
この世の中には、実際の所は自分で生産せず技術者やお客様を騙して利益を稼ぐ、自称IT会社が沢山あります。私も一番最初に入社した会社がそうでした。そういった会社は生産稼動をしていませんので殆ど既存の業務がなく、三ヶ月の試用期間中に成果を出せと要求してきます。私もあの時若かったので、本当に実力を試されていると考えて、特許に関するシステムを作ってしまいましたが、そんな事をしても向こうはまともに雇う気がありません
世間知らずの人は「そんな馬鹿な」と思うでしょうが、日本の法体系は企業に有利なように構築されており、知的財産窃盗を防止するような仕組みはありません。そうなると、こういった犯罪組織が現れても不思議ではありません。それこそそこら辺にゴロゴロしています。 注意して欲しいのは、普通のIT会社でも起こりうるという事です。法が甘くて不利益もない上に利益も大きいのでその様な衝動に駆られるのでしょう。無理もないことです。

対策
入社して直ぐに発明やアイデアを求める会社は殆どクロと考えていいでしょう。普通の会社は個人の力にそこまで依存しません。ましてや、新人にその様な事を要求するのは異常な会社だと考えてよいでしょう。何故ならば、まともに商売していればその会社の業務が定まっており、その様なギャンブルはしないからです。
その様な会社に対する対処法は、逆に何をして欲しいのかよく聞き、それ以上の成果は上げないことです。盗まれてからでは打つ手がありませんので、残念ながら本人が出さない以上の手はありません。


【不自然な量の労働を要求】
この業界にはよくある事であり、相当な残業をしなければこなせない量の仕事をやらされる時があります。しかしよく考えてみてください。貴方にその労働に値する報酬はあるのでしょうか?会社が儲かるだけなのではないでしょうか?就職難なご時勢を利用してこの様な犯罪行為が多発していますが、自分の体や精神を壊しては何にもなりません。日本は実質労働者の権利がないに等しいので、死んだ後で過労死を訴えるのは大変ですし、死んでしまっては元もこうもありません。

対策
必要以上に働かない事が大事です。冷静に労働の対価を考えて、要領よくサボるか、自分の仕事が終わったらさっさと帰りましょう。この手の犯罪は貴方の良心につけ込んできますが、会社側は何の責任感も持っていませんのでそれにあわす必要はありません。サラリーマンでも自営業と同じように利益計算して行動してください。
なお、労働基準局という機関もありますが期待するだけ無駄です。余計に自体を悪化させる事すらあります。何故ならば、基本的に彼らは何もしないからです。法律が甘いという理由もありますが、行政は元々何もしないという体質がありますので、社会人になったら自分の力で生きる事を考えてください。


【監禁】
これは上記と併せて行われる犯罪行為で、クビにする等と脅して会社に監禁されているのと同じ状態にする事を目論む会社が存在します。その様な会社にしたがってしまうと、3ヶ月以上会社で生活する事となり、精神や肉体を壊して使い物にならないようになるまで働かせられます。大人ですから、縄で縛り付けて監禁などといった証拠に残る事はしません。脅しなどの精神的行為により労働者を会社に監禁してしまうのです。この手の行為は立証が困難であり、訴えてもこちらが消耗するだけなので非常に厄介です。

対策
一番の対処法は居直る事です。物理的に監禁するのは証拠が残るので、向こうも精神的にしか縛り付ける事は出来ません。そこを利用して上手く立ち回りましょう。今時、一生同じ会社で働くとあきらめる必要はありません。心身を壊される前に稼げるだけ稼いで逃げましょう。


【就職妨害】
ブラック会社を辞めた後、逆恨みされて色々な嫌がらせをされる事があります。それはそのうちの一つであり、就職できないようにされます。その手口の多くは、履歴書と業界の体質を利用したものです。皆様は普通、履歴書に前職を書きますよね?書かないと無職を意味し、業務経歴を聞かれれば書くしかありません。日本の場合は特に、新卒しか雇わない風潮があり、中途採用では経歴がある事を証明しなければならないので書かざるを得ないのです。
履歴書に書くと、当然会社は確かめの電話を入れます。その時、妨害を狙う会社は、色々な嘘をつきその人を貶めます。そうなると、就職できる可能性は0に近くなります。日本では基本的に看板を信じますし、会社にしてみれば何らかの不利益がありそうな人は雇いたくないのです。

対策
対策法としては履歴書に書かないか、辞めた理由をはっきりと書く しかありません。これまた日本はルーズなので、この様な犯罪行為に対する罰則などが存在しません。ですから自分で対処するしかないのです。辞めた理由は、面接官に「異常な会社だったんで辞めたんだな」と思わせられるように書きましょう。


細かい事を書けば幾らでもありますが、長くなりましたので以上で終わります。要は自分の利益を考え見切りを早くつける事と国を頼らず自分で行動する事が大事だといえるでしょう。この国は思いのほか危険であり、自分だけは大丈夫だと油断せずにりっかりと生きましょう。
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