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漢検前理事長父子、背任罪で起訴…私物化鮮明

 日本漢字能力検定協会(京都市)をめぐる背任事件で京都地検は8日、親族企業との取引で協会に約2億6000万円の損害を与えたとして、前理事長の大久保昇容疑者(73)と長男で前副理事長の浩容疑者(45)を背任罪で起訴した。大久保被告が自宅の防犯システム費用を協会に負担させていたことも内部資料で判明。協会の“私物化”が一層鮮明になった。地検は起訴内容とは別の親族企業にも業務を架空発注、協会に計2700万円の損害を与えたとして9日に背任容疑で両被告を再逮捕する方針。

[ 2009年6月9日付 ]

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