アテネ五輪柔道男子90キロ級銀メダリストの泉浩(26)が7日、今月末に所属する旭化成を退社する予定であることを明かし、有力視されていた総合格闘技転向が決定的になった。
泉は福岡市内で行われた全日本実業団体対抗大会に出場後、「柔道最後の大会?そうですね。近々、記者会見など何らかの方法で報告したい」と話し、プロデビューの時期や所属団体については「日本なのか海外なのかもある」と明言しなかった。旭化成の中村佳央監督は「泉は格闘技の方に行くと聞いている。説得はしたが、本人の意志は固い」と明かした。
国内の格闘技イベントでは、FEG主催の「DREAM」、石井慧(22)と契約した「戦極」が2大勢力を形成。海外では米国の「UFC」が世界最大規模を誇る。