会談場所を東京に変更へ 日韓首脳、北朝鮮対応で【ソウル8日共同】今月28、29日に開催される見通しの麻生太郎首相と韓国の李明博大統領による日韓首脳会談について、開催場所を京都市から東京に変更する方向で調整が進められていることが分かった。日韓外交筋が8日、明らかにした。 北朝鮮が核実験に続き、新たに長距離弾道ミサイル発射の兆候などを見せているため、日本側が観光地のイメージが強い京都市での開催は適切ではないと判断、韓国側に東京での会談を提案した。東京都議選や衆院選を控え、麻生首相が北朝鮮に対する強い姿勢を示す狙いもあるとみられる。 会談は日韓両国の首脳が継続的に相互訪問する「シャトル外交」の一環で、1月にソウルで行われた首脳会談の際、李大統領の年内訪日で合意。東京を避け、格式張らない形で会談を行うことで首脳の親密さをアピールしようと、京都市での開催が検討されていた。日韓首脳会談の地方開催は2004年12月、当時の小泉純一郎首相と盧武鉉大統領が鹿児島県指宿市で会談した例がある。 【共同通信】 |
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