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ソニー、ウォークマンのOSに「アンドロイド」を採用へ
ソニーは携帯音楽プレーヤー「ウォークマン」に、携帯機器向け基本ソフト(OS)「アンドロイド」を採用、2010年にも製品化する。同社はソフトウエアプラットフォームの共通化を進めており、広範囲な携帯機器で同OSを活用するとみられる。オープンな標準ソフトの利点を生かし、開発期間の短縮や、機器の操作性向上で同市場首位の米アップルを追撃する。携帯電話端末以外でのアンドロイド本格採用は初めてで、今回のソニーの選択がデジタル家電向けOSの勢力図に影響を与えるのは必至だ。
アンドロイドは米グーグルが開発、スマートフォンで採用が進んでいる。ソニー・エリクソンも09年中に製品を投入する。ソニー本体は、「ウォークマン」と簡易型カーナビゲーションシステム(PND)のプラットフォームの統合を目指しており、PNDにもアンドロイドが搭載される見通し。
(掲載日 2009年06月08日)
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