大阪の空気、きれいに 規制が効果、全域で環境基準達成大阪府は8日、08年度に実施した大気汚染状況の測定で、府内すべての測定局でぜんそくなど呼吸器に影響があるとされる二酸化窒素と浮遊粒子状物質(SPM)の環境基準を達成したと発表した。2種について全測定局で達成したのは、1973年の基準設定以来、初めて。 今年1月から府外のトラックやバスを対象に、排出基準を満たさなければ府内での発着を認めない規制を始めたことが効果を上げているという。 府によると、測定は市町村の庁舎や、幹線道路沿いなど約100カ所で、通年で実施。道路沿いでは99年の二酸化窒素の達成が半分強の測定局にとどまっていたが、排ガス基準を満たさない車の登録を認めないなどの法規制で徐々に増えていた。 三大都市圏の8都府県は、2010年度までに二酸化窒素などの環境基準を達成する計画を策定したが、実際に達成したのは埼玉、三重両県に続き3番目という。 【共同通信】 |
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