magnoria

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<<   作成日時 : 2009/06/07 17:40   >>

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 人は自分を守るために心を閉ざすのではないだろうか。自分が自分であるために。だから、無理やりこじ開けようとしたら、更に奥に引っ込んでしまったり、こちらが手痛い目に逢うのだろう。
けれども、ずっと心を閉ざしていては成長できない。だから、北風と太陽のように辛抱強く少しづつこちらが歩み寄る努力をすれば、相手も心をしだいに開き歩み寄ってくれるようになる。そしてお互いが成長し、愛が育まれるのだろう。

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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは
「自閉症」のテーマで書かれると、気になって読んでしまいます。
magnoriaさんがいろいろなことで大変努力されていることに、意見するつもりはまったくありません。文学や美術の記事は興味深く読ませていただきました。
でも、「自閉症」を「心を閉ざすこと」と誤解なさるのだけはおやめくださいね。漢字のイメージでそう思われがちですが。自閉症者を理解し、支援したいと思ってくださるのなら尚のことです。当事者も「自閉」という言葉はこの障害の実情にはそぐわないと思っているんです。
自閉症児の親
2009/06/07 23:22
そうですね、心を閉ざすというのは正確ではないかもしれないですね。人とコミュニケーションしたいという気持ちはあると思うので。ただ閉じてしまうという感覚はあたっていると思いますよ、自分が経験しているから。あまりに心が傷ついて現実を直視できなくなり、ものをよく見なくなったり、聴く力が弱まったり、新しいものを受け付けなくなるのです。それは幼稚園の頃や思春期に一番ひどかったですね。お年寄りが耳が遠くなるというのも、実は同じような心理的な症状ではないかと私は考えています。認知症とも関連があるように思います。
magnoria
2009/06/08 17:51
それは「自閉症」ではありません。

「自閉症」と診断されている人達は、どういう人達なのか勉強された上で支援したいと思われているんですよね?  「専門家の言うことは信じない」では、根本というか基本的な認識が違い過ぎます。
「magnoriaさんが思うこと」ではなく、この国で「自閉症とはどういうことを言うのか」スタンスを同じくして支援していただけるとありがたいです。
自閉症児の親
2009/06/08 19:16
専門家の言うことが必ずしも正しいとは限りません。自閉症はこうだと他の人間と区別して考えることが差別であり、そのような認識こそが自閉症の解決を阻害していると私は考えています。私は自閉症に近い発達障害でしたよ。当事者だからこそわかることもあるのです。今のように細かく症例を上げてこの症例にはどのような対応でと難しく考えることは、その子を一人の人間として対等に接しているのではなく、その症例を見ていることにはならないでしょうか。どんな子も分け隔てなく一人前の人間として尊重し接するべきなのです。
magnoria
2009/06/08 21:02
うーん…
たとえば、おもちゃを綺麗に一列に並べたり、クルクル回り続けたり、同じ言葉を繰り返したり、こだわりがとても強かったりすることを一般の人はあまりしませんよね?そういう特徴をもって「自閉症」ということを区別とおっしゃってるんでしょうか。magnoriaさんのおっしゃる自閉症とはどういうことなんでしょう?
自閉症といっても一人一人違いますね。パニックの原因もクールダウンのしかたも違うし。だからこそ、その一人一人が生活しやすいように支援しようと対応することは決して差別ではなく、一人の人間として尊重するからなのじゃないでしょうか。私には他にも子どもがいますが、どの子も同じように可愛いですし、きょうだい達もハンディのある人のことを意識したりと、優しく育っていると思います。
障害のある人とない人を同じように接することは無理がある場合もあります。違いを理解した上で、同じ人間として接していきたいと私は思っています。サポートしてくださる人にも、我が子の特徴をきちんと伝えた上で、子どもが行動しやすいように配慮してくれることをお願いしています。
自閉症児の親
2009/06/08 22:17
magnoria様、こんばんわ。
>心が傷ついて現実を直視できなくなり、ものをよく見>なくなったり、聴く力が弱まったり、新しいものを受>け付けなくなるのです。
とmagnoriaさんが、書かれている症状は、いわゆる心身症の領域で,発達障害の方の本来の特徴を示すものではありません。発達障害の方が二次的にそのような症状を併発してしまう発達上の問題はありますが、発達障害とはそのような特徴を持つ方たちを言うのではありません。magnoriaさんが気持ちが分かるとおっしゃる方々は、むしろ心身症や神経症、および精神的な病をお持ちの方なのだろうと思います。
>今のように細かく症例を上げてこの症例にはどのよう>な対応でと難しく考えることは、その子を一人の人間>として対等に接しているのではなく、その症例を見て>いることにはならないでしょうか。
 この文章の症例という言葉は症状の間違いでしょうか?それとも症例のままでよいのでしょうか?
yuta
2009/06/08 23:39
続きです。
症例をあげるとは,そのような症状を持った個人に対するアプローチを考えるわけですから、心理臨床的には文化−歴史的背景を持った個人に対する、その個人に適した援助方法を考えることであり、まさに個人を個人として尊重した見かたをしようとするものです。従いまして、magnoriaさんの見解は通常の心理臨床的概念とは大きくかけ離れています。
 自閉症の方の特徴としては、
関係性の問題、コミュニケーションの問題、想像性の問題等が挙げられるわけですが,magnoriaさんは、その特徴に対する援助の技法を症例への対応としているのでしょうか?この場合の症例は、根本的に言葉が違っていると考えられます。専門、専門でないということは一切関係なく、日本語の意味として全く違ってしまいす。
>どんな子も分け隔てなく一人前の人間として尊重し接するべきなのです。
 その通りだと思います。専門家と言われる我々は、誰一人、自閉症のお子さんだから普通の子だからとそこに差別をするものなどおりません。
yuta
2009/06/08 23:40
いるとしたら、そのかたは、専門家ではないでしょう。子どもの時期にある子どもたちを分け隔てなく、その子の今を大切に、ともに活動をしています。区別は差別ではありません。たとえば、magnoriaさんと私を区別するのが差別でしょうか?そこに差別を感じるとすれば、その人自身が、調節不可能(ピアジェの発達理論です)な偏見という意識をお持ちである方であろうと思います。自閉症の特徴をお持ちのお子さんたちがもつ生き難さを、少しでも改善するために、自閉症の子どもたちの特徴やその発生機序などを考えることが差別になるのでしょうか。自閉症といわれているお子さんたちの得意な能力と苦手な能力を見極め、得意な能力を生かした発達と社会適応のあり方を考えるのが差別でしょうか。以前、magnoriaさんがお褒めになっていた渡辺さんもその点に関して、一致しているはずです。
 自閉症の娘さんのボランティアで、気疲れしたと述べられた言動の方が,自閉症のお子さんをお持ちの親御さんにはよほど差別に聞こえるものではないかと推察します。
yuta
2009/06/08 23:40
magnoriaさん、magnoriaさんは正直な方なのだろうとは思います。けれど、正直に言っただけのその言動が、他者を多大に苦しめることがあることもまた事実です。
自閉症のお子さんをお持ちの親御さんは、ボランティアさえ、もう何回するか分からないと自負するmagnoriaさんとは違います。毎日、そのお子さんを思い、考え、将来を見据え、子ども以上に、子どものことで悩んだり苦しんだりして生きているのです。その気持ちに向き合ってみてください。思いやる言葉を、紡ぎだすことがmagnoriaさんの本来のブログ開設の趣旨だったと思います。
 争いは、刺激のないところではおきません。magnoriaさんは本意ではないでしょうが、争いの種(刺激)をmagnoriaさんご自身がこのブログで無意識にまかれてしまっている、ということも考えなければならないでしょう。magnoriaさんにとって心地よいコメントも、不快なコメントも、magnoriaさんが発信した結果です。自己と他者との間で起きているのです。
yuta
2009/06/08 23:41
専門家ひとりの言動は間違う事だってあるでしょう。けれど、今の私は、ちっぽけですが、遥か前を生き抜いた多くの研究者の血の滲むような努力を背負って、その信念を心意気を背負って生きているのです。世代を超えて引き継がれているのです。それを信頼することなく何を信じるのでしょうか。研究者ひとりを責めるのではなく、歴史を背負って、その歴史の重さに耐えて、学び続ける研究者を信頼する広い心もあっていいでしょう(笑)。
まとまりませんが・・。
yuta
2009/06/08 23:41

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