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2009年1月 9日
キューバでは知られてなかった害虫だった ミナミキイロアザミウマ
ニッポンでも知られるようになったのは、ほんの30年前だそうで、1978年に宮崎県のピーマンで発見され、世界で初めて害虫として認識されるようになったと、愛知県庁のホームページ「主要な農作物の病害虫情報」が伝えています。
■ ミナミキイロアザミウマ --> こちら
・・・ ミナミキイロアザミウマ ・・・ 愛知県庁のホームページから拝借
なんで害虫かといえばキューバに反応したからです。
アメリカに盾突いて経済封鎖をやられたキューバです。スペインによって侵略され、次はアメリカによって支配されその傀儡政権もキューバ革命をへて社会主義共和制の国となったとウィキペディアに説明されています。
キューバといえば「チェ・ゲバラ」ですし、「カストロ国家評議会議長」です。
アメリカの喉元に突き刺さったキューバですが、経済封鎖でなにも入ってこなくなったキューバは、仕方ないので有機農業を始めるわけです。キューバの農業をリポートしたDVD「 Saludサルー!ハバナ 」がよく伝えています。
■ キューバ 都市農業 リポート サステナブルな農業と社会のヒントがここにあります 「Salud サルー!ハバナ」 --> こちら
以前、その予告ビデオが見えていたのですが、残念ながらいまはリンク切れになっています。
で、そのキューバで害虫「ミナミキイロアザミウマ 」がばら撒かれたということですから、ただ事ではありません。
1996年10月21日10時08分、米国国務省所属のS2R型小型機がキューバ上空を飛び、灰白色の霧状の物質を断続的に7回も散布したのをキューバの民間機に目撃されました。
その2ヶ月後12月18日、マタンサス州のジャガイモ農場でミナミキイロアザミウマが異常発生。
アザミウマの異常発生した地域とその世代を逆算すると米国の飛行機が何かを散布した飛行ルートと通過した日付と一致するとなったわけです。
詳しくは「キューバ有機農業ブログ」さんの2006/09/27のエントリーをお読みください。驚愕の内容です。 なお、「4つの目で世の中を考える」さんで知りました。--> こちら
■ 「キューバ有機農業ブログ」ミナミキイロアザミウマ --> こちら
投稿者 hal : 2009年1月 9日 05:51
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