産経関西(産経新聞大阪本社公式ニュースサイト)

歓喜、やったぜ岡田J サポーター爆発 ミナミのスポーツバー

先制点に大歓声を上げるスポーツバーに詰めかけたサポーターたち=大阪市浪速区(門井聡撮影) やったぞ、一番乗りだ―。6日に敵地で行われたサッカーW杯アジア最終予選でウズベキスタンに勝利し、世界最速で南アフリカで開催されるW杯出場を決めた日本代表。サポーターで埋め尽くされた大阪市内のスポーツバーは勝利が決まった瞬間、歓喜の渦に包まれるとともに、選手らに大きな拍手が送られた。

 50インチの大型テレビ2台を設置する大阪市浪速区難波中のスポーツバー「スタジアムカフェ」。キックオフ3時間前の午後8時過ぎ、日本代表の青いユニホームに身を包んだサポーターが集まり始めた。10時をまわるころには用意された100席が埋まり、立ち見もでる盛況ぶり。友人5人と訪れた大阪市中央区伏見町の学生、本田雅彦さん(22)は「世界で一番早く、W杯出場を決める瞬間を見届けたい」と早くも興奮を隠しきれない様子。

 日本代表のキックオフで試合が始まり、前半9分に岡崎慎司選手がヘディングで押し込み、アウェーでの貴重な先制点を奪うと、一斉に立ち上がってニッポンコールで祝福。大阪府枚方市楠葉並木の会社員、田井中昇平さん(32)は「相手びいきのジャッジが多いのがアウェー。日本代表に少しでも思いが届くように応援したい」。

 後半は、ウズベキスタンにたびたびゴールを脅かされる苦しい展開に。終了間際には長谷部誠選手が退場となり、1人少ない状況になるなど、我慢の時間が続き、サポーターからは悲鳴に似た声が漏れた。

 しかし、日本代表が前半の1点を守りW杯出場を決めるとサポーターは一気に喜びを爆発させた。大阪市鶴見区鶴見の会社員、宮城絵里奈さん(24)が「冷や冷やしっぱなしだったけど、勝ててよかった」と笑顔を見せると、友人の青木紀美子さん(23)も「W杯本番では4強を目指して頑張ってほしい」とエールを送った。

【写真説明】先制点に大歓声を上げるスポーツバーに詰めかけたサポーターたち=大阪市浪速区(門井聡撮影)

前の記事:ブラゼル 一発回答 虎デビュー 期待以上のパワー »

後の記事:W杯 日本一番乗り 「俺のやり方」岡田監督信念貫き »

ホーム

PR

フォトニュース

猛煙をあげるアパート=大阪府池田市井口堂(小路克明撮影) 割安PBスーツを販売する大手百貨店の売り場=京都市下京区の高島屋京都店 自衛官募集「光ル」援護 大津市ご当地ゆるキャラ起用
追悼式典で祈りと誓いの言葉を述べる児童ら=大阪府池田市(飯田英男撮影) 一般的な貴族の邸宅を再現した模型(奈良文化財研究所平城宮跡資料館) カミツキガメとみられるカメ
ビジネススーツ便 フラメンコなどが披露されたステージイベント=大阪市旭区の城北公園 落語や漫才など 障害者ら大笑い チャリティーショー