2009年6月 7日
歓喜、やったぜ岡田J サポーター爆発 ミナミのスポーツバー
やったぞ、一番乗りだ―。6日に敵地で行われたサッカーW杯アジア最終予選でウズベキスタンに勝利し、世界最速で南アフリカで開催されるW杯出場を決めた日本代表。サポーターで埋め尽くされた大阪市内のスポーツバーは勝利が決まった瞬間、歓喜の渦に包まれるとともに、選手らに大きな拍手が送られた。
50インチの大型テレビ2台を設置する大阪市浪速区難波中のスポーツバー「スタジアムカフェ」。キックオフ3時間前の午後8時過ぎ、日本代表の青いユニホームに身を包んだサポーターが集まり始めた。10時をまわるころには用意された100席が埋まり、立ち見もでる盛況ぶり。友人5人と訪れた大阪市中央区伏見町の学生、本田雅彦さん(22)は「世界で一番早く、W杯出場を決める瞬間を見届けたい」と早くも興奮を隠しきれない様子。
日本代表のキックオフで試合が始まり、前半9分に岡崎慎司選手がヘディングで押し込み、アウェーでの貴重な先制点を奪うと、一斉に立ち上がってニッポンコールで祝福。大阪府枚方市楠葉並木の会社員、田井中昇平さん(32)は「相手びいきのジャッジが多いのがアウェー。日本代表に少しでも思いが届くように応援したい」。
後半は、ウズベキスタンにたびたびゴールを脅かされる苦しい展開に。終了間際には長谷部誠選手が退場となり、1人少ない状況になるなど、我慢の時間が続き、サポーターからは悲鳴に似た声が漏れた。
しかし、日本代表が前半の1点を守りW杯出場を決めるとサポーターは一気に喜びを爆発させた。大阪市鶴見区鶴見の会社員、宮城絵里奈さん(24)が「冷や冷やしっぱなしだったけど、勝ててよかった」と笑顔を見せると、友人の青木紀美子さん(23)も「W杯本番では4強を目指して頑張ってほしい」とエールを送った。
【写真説明】先制点に大歓声を上げるスポーツバーに詰めかけたサポーターたち=大阪市浪速区(門井聡撮影)
(2009年6月 7日 08:45)
タグ:サッカーW杯アジア最終予選, 日本代表
Category:エンタメ&スポーツ
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