・SP2(3)適用済み自動インストールCDの作成

更新日: 2008/11/02
・準備するもの
「SP+メーカー」 作者:古川明人 → http://www.ak-office.jp/
「BBIE」 作者:Nu2 Productions → http://www.nu2.nu/bbie/ (現在のヴァージョンでは不要。)
Microsoft Windows XP のセットアップCD(プリインストールPC付属リカバリーCDでは不可な場合も。)
「Visual Basic 6.0 SP 6 ランタイムライブラリ」 → http://www.vector.co.jp/vpack/filearea/win/util/runtime/
Service Pack 2(3) ファイル。(「SP+メーカー」からダウンロード可。)
セットアップマネージャセットアップCDから抽出。)

XPの設定に戻る

「Visual Basic 6.0 Service Pack 6 ランタイムライブラリ」
フリーソフト愛用の方は、既にイントール済みと思われるが、SP が古い場合は、
上記ベクター等から、ダウンロード&インストール。←(2008/5/24 追記)

「SP+メーカー」のインストール
上記、作者のサイトから、winsppm_full.exe をダウンロード。ダブルクリックして、インストール。
2008/5/20 ver.0.86.0 から Service Pack 3 正式対応。

「BBIE」のダウンロード (現在のヴァージョンでは不要。)
上記のサイトにアクセス後、download→ BBIEv1.0 のリンクをクリックし、bbie10.zip ダウンロード。解凍後、
bbie10 フォルダ内の起動イメージ抽出ソフト bbie.exe を、「SP+メーカー」 をインストールしたフォルダ(初期状態では、C:\Program Files\winsppm)に移動もしくは、コピー。

セットアップマネージャの抽出。(応答ファイル作成ソフト。自動インストールの必要がない場合は不要。)
セットアップCDを、[Shift] key 押しながら封入。アクセスLEDが消えてから、エクスプローラー起動。
セットアッブCD → SUPPORT → TOOLS → DEPLOY.CAB を開き、別ウィンドウの setupmgr.exe を、
「SP+メーカー」 をインストールしたフォルダ(初期状態では、C:\Program Files\winsppm)にコピー。

winsppm フォルダ

準備ができたら「SP+メーカー」を、起動。⇒自動インストールの必要がない場合はこちら

「SP+メーカー」 先ずは、オプションメニューを開く。

「オプションメニュー」から、「オプション」選択。セットアップマネージャのパスをフォルダアイコンから選択。

パスを記入。

「OK」クリック。[Windows XP] タブに戻る。

次に、「ツールメニュー」から、Windows XP セットアップマネージャ起動。

setupmgr の開始。

次へ

新しい応答ファイル選択。

次へ

無人インストール選択。

次へ

プラットフォーム選択。

次へ

全自動選択。

次へ

CDからのインストール選択。

次へ

ライセンス契約の同意にチェック。

次へ

各設定を記入。次へを繰り返す。

次へ

セットアップCD付属のプロダクトキー記入。

次へ

応答ファイル名を設定。

イメージファイル作成時、「SP+メーカー」がファイル名を WINNT.SIF にリネームしてくれるので、
応答ファイル名さえメモって置けばどんな名前でも良い。
OK クリック

右上のボタンで終了。

「セットアップマネージャ」終了後、「SP+メーカー」へ。
既存のパーティションにインストールする場合は、更に編集が必要。
応答ファイルをメモ帳で開く。

指定のパテーションにインストールできる。

[Data]セクションの AutoPartition=1 を、AutoPartition=0 に変更。
[Unattended]セクションに FileSystem=* を追加する。
上書き保存 後、「SP+メーカー」へ。

Windows XP タブ

オプションメニューの、[自動ダウンロードを許可する]をチェック。Updateフォルダが各ダウンロード場所となる。
[Windows XP] タブの、1.作業フォルダ、2.作成先フォルダを指定。充分なアキがあるドライブが良い。
3.ISOファイル名を指定。Service Pack 2 のディスクがある場合は、HDD上にファイルをコピーしておく。
4.Updateフォルダにコピーした場所を指定後 7.へ。ディスクがない場合は取り合えず指定して、5.へ。
5.Service Pack 2(3) 指定。6.[ダウンロード]ボタンをクリックし、SPファイルを4.のパスにダウンロードする。
7.Windows XP セットアップディスクをドライブにセットし、[取得]ボタンクリック。
自動インストールの場合や、Windows Update パッチを統合するには、8.[高度な設定]ボタンクリック。
15.[Windows XP] タブに戻ったら、[作成]ボタンクリック。ISOイメージファイルが作成される。

ISOイメージファイルの作成が終わったら、[ライティング] タブクリック。

[ライティング] タブ

16.出来上がったイメージファイル指定。サイズを確認17.書き込みに使用するドライブを確認。
18.バッファ・アンダーラン防止機能がないドライブでは、[テストの後、書き込み]を選択。
オーバーバーン機能のないドライブでは、[高度な設定]から、セットアップに不要なファイルを減らしてやり直し。
書き込み後、一度イジェクトするのが無難。そのまま終了して、子供が起動した日には・・・・・・(-。-)y-゜゜゜
19.[書き込む]ボタンクリック。後は待つベシ。

上記の[ライティング] タブの記述は、'05 年当時のままだが、現在 HotFix まで含めるとこうなる。

800MB オーバー

「ISOイメージを小さくする」項目を全てチェックしても、800MBを超えるサイズなので、最早オーバーバーンでは対処できない。 この2年で HotFix が増大した為だが、対処法としては別途ライティングソフトを使用してDVDを作るか、HotFix なし SP2(3)適用済みインストールCDHotFix 専用インストールCD[高度な設定]参照。)の2枚仕立てを選択する事になる。 それでも、今日の Big HDD 対策にはなりそうである。

なお、Microsoft .NET Framework 等のセットアップ後、直には必要でない Update File を統合しないようにして、ギリギリ 700MB 超に収める事もできるようだ。(この場合は、オーバーバーンが有効。)

SP3適用済みインストールCD 作成時では、SP2HotFix 適用済み よりファイルサイズが縮小される為、CD に収め易い。(2008/5/20)

高度な設定。

XP(無印)+SP3+HotFix。

Service Pack 3 正式対応の ver.0.86.0 (2008/5/20) のデフォルトアップデートリスト ([Windows XP] タブで Service Pack 3 選択後、[高度な設定]で表示される[その他のアップデートを適用する]リスト) で、 [全てチェック]にし、[ISOイメージのサイズを小さくする]チェックなし状態で、Windows XP(SPなし)ディスクで[作成]した場合、Internet Explorer 7 込みで、816.61MB だった。←(2008/5/24 追記)

トラブル発生時に参考になるサイト ⇒ SP+メーカーのFAQ書庫

OSの再インストールが久しぶりの方は ⇒ ・再インストールお作法 (R)

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検索サイトから御訪問の方は、宜しければホームページにもアクセスを!

Kitamura Engineering Workshop (KEWは、架空のお店です。)

高度な設定。

  9.Service Pack 2(3) リリース後の Update File も統合化できる。
10.各項目1個づつのダウンロード。このファイルはディスク作成後も残した方が良さそう。
    ここで、ダウンロードしないで[全てチェック]ボタンを押して、一度 [OK]クリック し、15.[作成]しておくと、
   [自動ダウンロードを許可する]をチェックしていた場合は、作成 時最初に各 Update File がダウンロード
    され、Updateフォルダに格納される。実際にディスク作成の際に、11.のチェック項目で、ファイルサイズを
    調整する方が良い。←2007/11/24 修正。
11.統合させる Update File にチェック。基本的にセキュリティ関係は、全てチェックすべし。
12.自動インストールする為、セットアップマネージャで作成した応答ファイル指定。
13.こちらのイメージはセットアップ時不要統合後も変化なし (Update なし)。サイズオーバー時チェック。
14.[OK]クリック。
統合できないプリインストールPC付属リカバリーCDでも、HotFix 専用インストールCD は作成できる。

2008 年夏、自作PCがお亡くなりになったので、取り合えず調達したメーカー製 XP Pro SP2中古マシンで、 HotFix 専用インストールCD を試してみた。 リカバリーCDからセットアップ直後での検証である。
各 Update File を保存している場合、同名ファイルでも更新されている事があるので、アッブデートリストのチェックは必要だ。 余分なファイルは統合されないようになっているが、たまには整理しよう。

Hotfix専用インストールCDの作成。

SP3 + Hotfix(full) = 539.21MB

作成は、『HotFix専用インストールCDを作成する』のチェックと、作成するエディションを指定する以外は従来通り。「SP+メーカー」 が動作する環境さえあれば、Windows XP セットアップディスクも不要。
こちらの方は、700MB を超えることは、まだまだないようだ。(2008/11/02)

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