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新入社員がハマる
〜甘いワナ〜

1.借金

2.悪徳商法

3.社内恋愛

4.キャバクラ


4.キャバクラ


【ホステスがちやほやするのは商売上】

 オフィスにはさまざまな来訪者がある。関連企業の人々はもちろん、中には会社公認のセールスや勧誘員もいる。代表的なのが生命保険の勧誘だ。

 そういった人々は、会社から出入りを許可されているだけに、身元も確かなら商品も確か。しかし、保険は加入者のライフスタイルや今後の人生計画によって、どんなものが適しているのか、大きく個人差が出てくる。保険会社によっても、商品内容は少しずつではあるが異なる。

 「確かな商品だけに安易に加入してしまいましたが、他社商品と比較しておけば、より満足度は高かったのではと反省しています」とは、梅田功二さん(22)=仮名。

 企業内に出入りするセールスマンはエキスパートぞろい。それなりの商品を勧めてくれるが、収入や将来の見通しを考慮する上でも、上司あるいは先輩社員の意見も聞いておくほうがよいだろう。

 ビジネスシーンだけでなく、上司や先輩は大いに頼りにする。どんなに頼りにしても許されるのが新人の役得と心得よう。

 そうしたいい関係を築くには、上司や先輩とのアフターファイブのつきあいも大事になる。しかし、そこにも新人を待ち構えるワナがある。学生のころには行ったこともないような高級クラブしかり、キャバクラの華やかさ、そして女性たちの甘いささやきにつまずいてしまうのだ。

 「口べたな僕でも、向こうから話しかけてくれますし、帰り際に笑顔で『また来てねー』なんていわれると、高い料金も忘れて、つい、また行きたくなっちゃいますよ」とは、最近キャバクラを初体験した石井照夫さん(23)=仮名。

 楽しさのあまり延長を重ね、月に何度も通えば、新入社員の財布でとてもまかないきれるものではない。ときにはクレジットカードで、あるいはボーナスを当てこんでと甘い誘惑もある。

 夜の遊びにくわしい恋愛コメンテーターの早乙女ひろしさんは、こう警鐘を鳴らす。

 「キャバクラ通いの末に、1年働いて預金ゼロなんてこともあるし、借金地獄で首がまわらなくなるケースも少なくありません。たとえば、行くのは月2回だけにするとしっかり決めておくことです」

 中には、客商売のホステスに本気で熱を上げ、ストーカーのようにつけまわしたり、相手にされないのを恨んで刃傷沙汰(ざた)におよぶという事件も起こっている。

 「彼女たちは男をその気にさせるプロであると同時に、口説く男をさらりとかわすプロでもあります。それなのに男性の方が一方的に思い込んでしまうんですね。特に、それまでまじめ一辺倒だった人に多いですね」(早乙女さん)

 ホステスがちやほやするのは、あくまで商売上でのこと、そう心得た上で、恋愛ゲームを楽しみたい。=この項終わり



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