昨晩はやはり疲れていたのか眠くなり、W杯も最後まで見れませんでした。でも本大会出場が決まり、本当に良かったです(^^)。岡崎のゴール、すごかったですね〜!ゴン中山の血をひくようなダイビング、やはり感動します。 私はASKAのコンサートに行って、サポーターの気持ちが理解できるようになった気がします。ずっと見守り、理解し、時空を共有できる、そんな存在であるって素敵ですものね(^^)。 今朝は少し眠かったので、あんまり集中して見れなかったけれど、最近その名前を知った森本千絵さんの「課外授業 ようこそ先輩」を見た。彼女は大人しい女の子だったそうで、しゃべるのは苦手ででもみんなのことは好きだったのだそう。そんな彼女が絵を描いてあげたらそれが友達がとても喜んでくれた、それが彼女が絵によってコミュニケーションできるようになるきっかけだったそうです。時代の先端を行く売れっ子である彼女の原点は、実はそういう「まごころ」、シンプルでだけどゆるぎないあたり前だけど実は難しいことだったのですね。それにしても千絵って、まさに彼女をあらわしている名前だというのが本当に不思議。私は彼女とは違って絵でコミュ二ケーションできる才能はなかったけれど、彼女のように大人しくても人は嫌いじゃなくて、何とかして自分から近づきたいという気持ちはありました。それは小3くらいの頃からだったと思います。でもコミュニケーションの素晴らしさを知ったのは秘書という仕事に出逢えた20代前半まで待たねばならず、しかも自分を自分の言葉で表現できるようになったのは40近くだったのです。 その後は、新日曜美術館でビュフェの特集を見て、初めて彼の芸術の本質とその魅力に気がついた。 http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2009/0607/index.html ←黒い線の行方 ベルナール・ビュフェ 己を守るために時代に逆行しながら生きねばならぬ孤独。ビュフェの絵は元駿河銀行頭取の岡野喜一郎氏が収集し、長泉町にビュフェ美術館が建てられているけれど、なぜ岡野氏がビュフェの絵を愛していたかずっと謎だった。岡野氏の随筆は私は20代の頃に出逢い、何度も繰り返し読み愛読していたけれど、その岡野氏とビュフェが結びつかなかったのだ。 http://www.ma-museum.com/shizuoka/echizen-buffet/30-okano.htm ←ベルナール・ビュフェと岡野喜一郎 http://magnoria.at.webry.info/200606/article_133.html ←フランス文学は現実にどのように役に立つのだろうか? ビュフェの妻で最大の理解者だったアナベルが「彼は自分が口下手だと思っているけれど、実は彼は本当は魅力的な語り手なのです。彼は自分の魅力に気づいていないのです。画家はアトリエの中でだけ自由になれるのです。」というようなことを語っているのを聴いて、本当の芸術家や学者・詩人というものはこのように誰も容易には近づけない孤独な高みにいて、その内面世界を世俗的な雑音で乱してはいけないのだろう。そっと理解あるまなざしで見守りつつ、彼らの中にある豊かな世界に、私達が努力して近づく努力をしなければならないのだろう。それはとても困難なことかもしれないけれど、本当に好きだったらそのために人生をかける甲斐はあるだろうと思うのです。ビュフェとアナベルのツーショットの写真が素敵で心に残りました。 http://blog.goo.ne.jp/papillonlon/e/a928abc8944de837ccf4599238bb7483 ←ru.とsophiaのemeraldな日々 |
<< 前記事(2009/06/06) | トップへ | 後記事(2009/06/07)>> |
タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
---|
内 容 | ニックネーム/日時 |
---|---|
こんにちは |
s.k 2009/06/07 11:26 |
一生懸命(一所懸命)に生きるmagnoriaさんという一本の樹木が、そよ風に吹かれ陽射しを浴びて、煌めきながら奏でるポエジーを、いつも心待ちにしています。 |
s.k 2009/06/07 11:26 |
s.kさん、素晴らしいコメントをいただき本当に感無量です(^^*。本当にいのちこそ貴いものはないと思います。いのちによってしか私達は真に生きる力を得ることはできないのでしょう。そのいのち(我が子)を生み出せていないのはやはり寂しいです。 |
magnoria 2009/06/07 16:01 |
<< 前記事(2009/06/06) | トップへ | 後記事(2009/06/07)>> |