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イチロー3安打!“後遺症”なし!!

デイリースポーツ - 2009/6/7 6:02

 「マリナーズ2-1ツインズ」(6日、シアトル)
 マリナーズのイチロー外野手(35)はツインズ戦で、五回に同点二塁打を放つなど、4打数3安打1打点。2-1の勝利に貢献した。打率は・354。
  ◇  ◇
 “後遺症”はなかった。前日に連続試合安打を「27」で止められたイチローだが、一夜明けて早速3安打を放ち、今季7度目の猛打賞。「まあまあね。4つ(4安打)にしたかったですね」。試合後は控えめに喜びつつ、唯一の凡退に終わった第1打席の遊ゴロを本気で悔しがった。
 三回の右前打と五回の同点適時二塁打で今季23度目の複数安打をマーク。真骨頂は八回だ。外角低め、148キロの直球にバットを伸ばすと、打球は大きく弾み、投手の頭を越える。その間にイチローは一塁に到達した。
 インパクトの直前、力を抜いたようにバットをボールに合わせる独特の打撃。「あの球に対してはあれが僕の力いっぱい(のスイング)ということ。『力いっぱい』の定義の仕方が(周囲と)ちょっと違うけど」。独特の言い回しで解説した。
 よほど状態がいいのか、試合前からリラックスしている。クラブハウスでは仲良しのグリフィーに背後から襲撃され、「許してほしければ、オレをご主人様と呼べ!」と“くすぐり攻撃”を受けてじゃれ合う光景。イチローの笑い声がこだました。
 今季75安打はリーグ1位に2本差。打率も・354に伸ばした。今後も連続試合安打が伸びる可能性はあるが、「(ヒットが)積み重なってくるとそうなってくるだけのこと。そうしたいとは思うけど、現段階で言うのはおつむ(頭)が弱い感じがするよね」とイチロー。天才打者が再びファンを熱狂させてくれそうだ。

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