2009-02-21
鉄腕バーディー DECODE:02 第7話の作画について知っておくべきこと
今週荒れましたね〜
一部では「作画崩壊!作画崩壊!」って騒いでるやつが居ますけど,沓名健一,仁保知行,松本憲生,山下清悟,りょーちもといった人気のあるアニメーターが参加してますよ.
もちろん,名前の知られたアニメーターが作ってるから,すなわち素晴らしい作画である…とはなりませんが,「作画崩壊!」と言いたいなら,とりあえず,彼らの名前が解って,どれくらいのレベルのアニメーターなのかが大体解ってる状態であるほうがいいでしょう.
こういうことを言うと,「そんなこと知らなくたって,だめなものは駄目だし,作画崩壊は作画崩壊だろう(「俺が作画崩壊だと思ったんだから作画崩壊なんだ」というロジック)」なんて言う人が沸きますが,そーゆーこと言う人はときどき凄いバカなことを言います.
今回のバーディーの作画が,失敗か成功か?ってのは議論しなければならないところですから,おいて置きますが,ときどき本当に凄い仕事を「作画崩壊だ!」と言っていることがあるからです.
下に,彼らの仕事の一部を挙げておいたので,知らずに文句を垂れていた人は見ることをお勧めします.
りょーちも
松本憲生
山下清悟
沓名健一
仁保知行
つづき:鉄腕バーディー DECODE:02 第7話の作画についてダラダラと - WebLab.ota
つづき:鉄腕バーディー DECODE:02 第7話の作画への反応まとめ - WebLab.ota
まあ666さんの作った例の炎上の図解みたいな連鎖だとは思うけど
どんな形にしろ、「アニオタ」と言われる人達が作り手に興味を持つ機会になるのは
良いことなのかもしれないなぁ
「アニメファン」くらいなら何も考えずに見れた方がいいんだろうけど
ああいう演出になったという事で自分の中では納得できた。
ツトムと話す時にテロの話題をされるのも嫌っていたし
これが、たった一枚の絵だけを抜き出して、「ヘタレ作画」だと思われると、それは違うなとは思います。
いわば、後ろ向きに倒れたのではなく、前向きに倒れたからだと思うので。
言葉遊びではありますが。
まあ、この手のは。。あまり理屈なくノリや流れで叩いたり盛り上がったりするものですからね。
頻繁に各アニメーターの作画MADを貼られてらっしゃいますが、それらについての踏み込んだ考察や感想をあまりお見かけしたことがないので、有名なアニメータの名前を使って遊びたいのか、それとも個々の個性を把握して論じられているのかよく分かりません。
今回もエンディングテロップに有名な名前があって、そのような人達が参加しているのだから、過去の仕事が凄いのだから、騒いでいる君達ちょっと待てでは、水戸黄門に出てくる印籠と何も変わりません。アニメーターがどのパートを担当したかすら書いてありませんのでなおさらです。今回のバーディでどういった仕事をどのような意図で行ったかといった検証なり考察なりをしないことには、凄い仕事を作画崩壊だと思い込んでいる人には届かないと思うのです。
情報の少ない分野ですので非常に難しいことだとは思いますが。
それとMADも間違っている部分があったりするようなので(自分には判別できませんが)
誰々と断定的に名前を書いて紹介するのもどうかと思います。
リンク先ですと「?」や「だと思われる」と注釈を付けている方も中にはいらっしゃいますので。
もう結論でちゃてますねー。
では、
(1)バーディーの記憶には無いシーン
(例)メギウス警部たちだけのシーン
のそれぞれの容姿
(例)バーディーの下に向かう
バイオリンやその周辺
・これらは、視聴者に対する状況説明
的なシーンだと思うのですが・・・
(2)エンディング前の六本木廃墟での
バーディーとつとむ
(3)壊れたバイオリンやバーディーを見て
涙を流すつとむ
(4)次回予告のシーンが無い
これらも演出??
だれか説明を・・・・・・
(2)も(3)も容姿についてです。
(2)は、違和感を感じる程度のものです。
(3)は、つとむはあくまでも追体験しているだけで、バーディーの記憶の影響
は受けないのではないか?と考えるからです。
個人的には特に問題はないかと思います。作画崩壊ではなくて、ある演出に則った作画かと。要旨云々は時間と人数制限の中、動きによる視聴者への演出を狙ったために切り捨てられたのでしょう(全二十六話から比べれば、そこで行われる時間は短いとも言えますので)。
ただ、問題だと思うのは、ヴァイオリンの役割の一部が、まったくオリジナルの別キャラに引き継がれてしまっていて、彼とその上で戦わるをえない、という監督かスタッフ独自の話の展開ではないかと思います。ヴァイオリンそのものが原作と異なり変質している。
個人的には「ノエイン第二部」みたいな感触を受けています。あの東京の廃墟の中たたずんでいるバーディの姿を見て。
こうして見ると、既にこれは第一部から「バーディの名前を借りた別作品」と見るのが妥当ではないでしょうか。
第6話までの次回予告が、幼いバーディーがヴァイオリンに語りかけるものだったことを考えると…。
狙った意図があるのか、単に間に合わなかったのかは、次の次回予告でわかるかと思います。
鉄腕バーディは今までも作画崩壊があった!なんてこと言われてたらしいですが、私個人としては、キレイでさわやかな清涼感のあるイメージを持ってました。
しかし今回のあるシーンから、あまりにも突然変わったので違和感が先行して、見ている最中にキャラの線とか背景の線とかに目がいきすぎて混乱しました・・・
正直、戦闘シーンも途中は何やってんのかさっぱり分からないシーンもありました。
そして放送終了後のネットの阿鼻叫喚
これが全てを物語っていると思うんですけどね〜
その少数派が一々「こういうところが凄いんだ」と説明をしなきゃいけない演出・作画というのは、
大多数から見て失敗だったと思います。
「違いの分かる熱狂的なアニメファン」からすれば成功ですが、皆を皆満足させる演出というのは難しいもので。
その3人の動画見たけど動きも凄い分作画だってすごいだろ
なのにその3人がいる今回はなんであんなにペラペラ作画なのか?
その辺も説明できないくせに何強気になってんの?
単に好きなアニメーターの回が叩かれてむかついてるだけなんだろどうせw
公式などで会見でもして視聴者に本音や意図を明かしてくれればと
考えたりします
ヴァイオリンが殺されて絶望した時の表情なんて物凄かったし。
ただ、制作側の公式な発表は欲しいよね。ストーリーを知らない人から観たら作画崩壊なんて言われても仕方ない部分もある。
個人的にはDVDでは手直ししてほしくないかな。特にヴァイオリンが戦ってる以降は。
何にせよ、今のアニメ業界の癌は視聴者だってことを改めて感じた出来事でした。
「上手い人に頼んだけど上がってこなかったのでああなった」と見ます。
グレーゾーンさんの言うように公式に意図を明かすとなると「演出です」という答えになるはずです。
責任問題になるからね。
自分としては『机上の空論レベルの独り善がりな演出』と見ましたが、DVD出るまでは結論出ないでしょ。
議論するなら、おいて置くなw
作画崩壊じゃない根拠を示すべきでは?
貼ってある動画がその根拠として説得力なしです
ふと思ったのは過去シーンなので昔話風の作画なの?って感じですが
「坊や良い子だ寝んねしな♪」のアレ風の絵なのかなぁ・・・って
「作画崩壊」って多数の意見がでるようなら崩壊してんじゃないの?
アニメ作る以上は視聴者のニーズに合わせなきゃいけんだろうし
バーディ観てる奴らはクレしんやノエイン見たいわけじゃないじゃん
演出としても失敗じゃないの?
やっぱり、好きなアニメーターが書いた絵が叩かれてファビョってるだけでしょうか?
一般人はアニメーターの事なんぞ知らずに作品を見ています。そういった大多数の人間から見れば作画崩壊でしょうね・・・確実に
ちょっと叩きすぎ。
市原悦子さん(^^)の指摘している
「議論しなければならないところですから,おいて置きますが」
については
「良し悪しの判断は人によって分かれるところなので断じないけれど」
ぐらいの意味にとらえたので気にならなかった。
けど、タイトルの「知っておくべきこと」ってのにはちょっと引っ掛かった。
人気のアニメーターが参加してたかどうかを
「知っておくべきこと」だとは思わないから。
自分も、見る目も無いのにすぐに「作画崩壊」とか喚きだす奴はどうかと思うけど
今回のはしょうがないかなと思う。
改めて観たけど、最初から演出としてやったにしては統一が取れていない。
harukaさんの指摘する所もそうだけど
「演出でああした」論の核となる地下動力炉のシーンでも
動きの少ないバーディーのアップは「崩壊」していない普通の作画だった。
(簡単なカットで、原画さんから早めに上がったと思われ
たぶん作監も通っていたからだろう。)
ココは「演出でああした」論では説明がつかない所だ。
ヴァイオリンがやられた後、バーディーが発狂モードで戦う所は
最初からああする予定だったのかもしれないけれど(クオリティも高かった)
それ以外はやはり間に合わなかったから仕方なくああしたんだと思うね。
まぁ人がやる事だからそんな事もあるよ。
アニメ作るのってそんだけ大変なんだから。
僕にとってはお金を払う価値のない作画があったからです。
そういう人もいるんだということは認識しておいてください。
本当に演出なら、周りから何と言われようがそのまま販売すれば良いと思うのですが……