岡山放送局

2009年6月7日 20時7分更新

真庭市で「すげ」の観察会

古くから雨よけとして使われてきた「すげがさ」や「みの」の材料となる植物の「すげ」を観察する催しが7日真庭市で開かれました。この催しは真庭市蒜山下和の津黒いきものふれあいの里などがすげについて多くの人に知ってもらおうと、行ったもので、大学生など45人が集まりました。

すげは、葉の部分が水に強いことなどから古くから雨よけのための「すげがさ」や「みの」の材料として利用されるなど日本人にとってはなじみの深い植物です。

ふれあいの里の園内で行われた観察会では、岡山理科大学の星野卓二教授がすげには非常に多くの種類があって県内にも50あまりの種類が確認されていることなどを説明したあとそれぞれを見分ける方法を紹介しました。

参加者たちはさっそく園内を歩きながら野生のスゲを探し、ルーペでのぞきながらスゲの特徴を観察していました。