October
07
2008
アメリカ・NYも立会い中は800ドルも下落したみたいで、終値は369ドル安の9,955ドルとあったり10,000ドル割れ。日経平均も大幅安であっさりと¥10,000-割れ!アメリカは仕方ないとして、日本の場合は換金売りが止まらない感じがするのは、外国人投資家比率が約6割と異常に高かったせいなのは明白。もうパニック的で、いくらでもいいからキャッシュへって感じでもうバンバン売りまくり。まぁ今日あたり、みんなが悲観的になってるからね・・・・こりゃそろそろセリングクライマックスっていうの!?そういう雰囲気でしょう?
民放各局の朝のワイドショーではね、危機だ!危機だ!と大変だけど、もう少し煽るばかりじゃなくて、合理的な説明しなさいって思うけどね。本当に危険なのは、ろくに勉強もしないで、知ったかぶりのコメントをしているキャスターやアナウンサー達だろうに。メディアが民衆を扇動する → 世論が偏る → 与党が利用する、という小泉劇場が繰り返されちゃうってことか。もう古いよ。
TVもネットも、取り巻く環境は徐々に変化してきてるしね、これだけ浸透してくると生活の一部になってきて、慣れてくるから。これからは、そういうメディアのネガティブな部分については厳しいよ。ノリで済まされる時代は終わったと言う感じがしますね。
「株価」?・・・忘れましょう(笑) 外資が買って外資が損をする。ただそれだけでしょう。いままでお腹いっぱい儲けたのだから、当然といえば当然でしょう?個人投資家が参加できる環境をこれからは作って欲しいですね。
日経平均株価10年チャートです! ¥20,000- ~ ¥8,000- のレンジ相場を形成!?
海外ではこんな記事も・・・
「サムライの復讐」始まる=日本の復活、欧米に希望-金融危機で仏紙
欧米で金融危機が広がる中、日本企業が米金融機関などの買収・投資に乗り出していることについて、6日付仏紙ルモンドは「サムライの復讐(ふくしゅう)」と題する論文を掲載し、「日本は失われた10年から復活した。巨大なバブル崩壊からも立ち直ることができる証しであり、欧米にも希望を抱かせる」と論じた。
同紙は「世界でほぼ唯一『サブプライムの毒』を味わわなかったのが日本の銀行だ」と評価。背景には日本が1990年代のバブル崩壊のトラウマ(精神的外傷)を克服できず、リスクの高い投資を慎んだことがあると解説した。
さらに、最近は中国の経済的奇跡ばかりがもてはやされ、日本は目立たないが、「日本のロボット工学は世界一。研究開発関連予算は国内総生産(GDP)3.3%にも上る」と指摘。「日本の復活を誰も気にしていないが、侮ってはならない」としている。(時事通信社 記事より)
Posted by 有海啓介 | この記事のURL |