最高検は2日、裁判員制度スタートの5月21日から31日までに、全国の地検が制度対象事件で38人を起訴したと発表した。千葉が7人で最も多く、大阪4人、さいたま3人と続く。
起訴罪名(未遂を含む)は殺人が10人で最多。内訳は岐阜、福岡が各2人、仙台、東京、さいたま、千葉、長崎、名古屋・岡崎支部が各1人。ほかは、強盗傷害7人▽覚せい剤取締法違反6人▽現住建造物等放火4人▽強制わいせつ致死傷4人▽傷害致死3人▽強盗殺人2人▽強姦(ごうかん)致死傷1人▽強盗強姦1人。【銭場裕司】
毎日新聞 2009年6月2日 21時18分