まだまだ

September
21
2008

悔しさをぐっと噛み締める。

何に対してということではなくて。

この30年間のあらゆることに対して回想する日々が続く。

思い出せなかった遠い記憶まで。

平坦で、平凡で、平等な人生など垣間見ることさえできなかった。

人は何がしかの運命を背負うという。

ならば自分が背負った運命とは何なのか。

いまだによく解ってはいない。

解りたくない記憶は鮮明で、解ろうとする記憶は陽炎のよう。

人生50才を目前にして悟れない自分がいる。

まだまだ、振り返ることで生きるには若すぎる。

 

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Posted by 有海啓介 | この記事のURL |