September
22
2008
兎に角いろいろありましたから、この夏はスタッフは皆、疲れきっていたのだと思います。肉体的にもきつかったでしょうが、何よりも精神的にギリギリの戦いを各々が強いられた。信じる道を・・・ですが、大海に漕ぎ出す小船のように、ぎこちなく頼りなく進み出して。夏が終わり、スタッフに笑顔が、そして自信が少しだけ、湧いてきてるように感じます。大丈夫、良い製品を自信を持って作り、そしてタイムリーにお届けすれば、お客様の理解とご声援を必ず得られるから。これはもう、他にすがるものがない原点からの出発ですから、本当に大切な、かけがえのない目標となりました。
9月に入り、暑い夏がようやく和らいできた今日、サポート担当から社内配信された一通のメール。それはお客様からのWiNDyと、そして星野アイエヌジーに対するご感想でした。
社内中が歓喜につつまれました。中には涙を浮かべるスタッフも・・・。そこには製品の品質向上、納期改善、さらにわれわれの意図したデザイン効果に対する考察など、お褒めの言葉がたくさん綴られていました。特に納期については、日頃電話等でも「本当に即納なの?」という類のお問い合わせをたくさんいただいています。それも、無理からぬ話で、今年の春までは、改善しても駄目も繰り返しで、お客様に迷惑ばかりかけていましたから。こういう事情は契約先メーカーにいくら説明しても理解してもらえなかった経緯があり、そのことで病気になったスタッフもいたほど。スタッフにとっては日々心苦しい時間に耐えねばならない悪夢のような時間でした。星野アイエヌジーでは、現在まで「全品納期遅延なし」を継続しています。もうすぐ100日を突破します。
Posted by 有海啓介 | この記事のURL |