August
25
2008
某販売店がWiNDy製品をヤフーオークションで販売していました。ソルダムの化粧箱を使った製品が出回っているという噂が、業界を飛び交っていて、真偽の程は定かでなかったので、特段気にも留めていませんでした。どう考えても、そのような製品が新たに市場に出回るというのは考えづらく、WiNDyを継承してくれた星野アイエヌジーでは、いち早くオリジナルの化粧箱にデザインを変更してデリバリしていましたので。まぁ、トラブルとなる原因はいくつか考えられなくも無かったので、正規WiNDy製品では、当然のこととしてシリアル登録を行うことにしたということです。以前の正規販売店へのデリバリ品もシリアル登録を行っていますので、実際に現品を当たれば、そのような経路で出た製品かは、調査可能ということです。ところが・・・。
そのような噂を聞いた星野アイエヌジーでネット調査を行ったところ、オークションで販売している会社を見つけました。実際、このような実例は初めてであったので、まず基本的なスタンスとして、同社の販売経路の調査や、以前のソルダムでの販売履歴等を確認しましたが、該当する販売経路はありませんでした。しかし、オークション自体をよく見ると、星野アイエヌジーの画像を堂々と使っています。これは、明らかに著作権の侵害行為であり、またこういった事例は、あたかもWiNDyの正規販売であるとの誤解を消費者に与える恐れがあり、不正競争防止法の観点から、注意を促す必要があります。そこで、その旨、メールにて警告をいたしましたが、メールへの回答はまったくありません。
しかし・・・・、ネット販売を行う販社が、画像の著作権の認識もまったく無いというのは、あり得ないことですし・・・。もう少し何らかのアクションがあることを願って待ってみるようアドバイスをしておきました。いずれにしても、このままでは、しかるべき手続きで対応しなくてはならなくなるでしょう。
Posted by 有海啓介 | この記事のURL |