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【芸能・社会】

井原高忠さん傘寿の会に欽ちゃんら250人

2009年6月7日 紙面から

(右から)ペギー葉山、水谷八重子、草笛光子らに囲まれて笑みを見せる井原高忠さん(同4人目)=東京・紀尾井町で(市川和宏撮影)

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 「巨泉×前武ゲバゲバ90分!」「11PM」「光子の窓」など多くの番組を手がけた伝説の名プロデューサー、井原高忠さん(80)の傘寿の誕生日を祝う「元祖テレビ屋ゲバゲバ傘寿の会」が6日、東京・グランドプリンスホテル赤坂で開催され、かつて一緒に仕事をした芸能人や、プロダクション関係者ら約250人が駆けつけた。

 井原さんは50歳で日本テレビを退職し、ハワイに移住。現在はジョージア州に住む。

 伊東四朗(71)の開会宣言、萩本欽一(68)による乾杯の音頭、発起人代表のホリプロ創業者・堀威夫さん(76)による紹介を受け、あいさつに立った井原さん。

 「29年前の7月、この場所でフェアウェルパーティーを開いていただいたときは、600人ぐらい来てくださった。うち3分の1ぐらいがお亡くなりになった。今日も平均年齢が高くて、立食でひっくり返るといけないんで着席にしました」とトボけた表情で言い、笑いを誘った。

 出席した朝丘雪路(73)や水谷八重子(70)らは「井原さんは仕事のとき、ものすごくこわかった」と異口同音に強調。ジュディ・オング(59)は「番組で歌ったとき、手をひらひらさせたら、『幽霊みたいな手はやめなさい』としかられた」と振り返った。

 井原さんは会の直前、報道陣の取材に答え、今の日本のテレビ番組について「私だったら、もっと折り目正しいものを作るけどね。今のテレビ、作ってる方も見てる方もバカの寄り合い」と、強烈な苦言を呈した。

 【主な参加著名人】草笛光子、水谷八重子、芳村真理、朝丘雪路、柏木由紀子、ジュディ・オング、ペギー葉山、前田武彦、萩本欽一、井上ひさし、伊東四朗、木梨憲武、犬塚弘、おぼん、こぼん、村松英子、未唯mie、青島美幸 (敬称略)

 

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