松田「ＫＯ防衛」宣言…日本フェザー級

　ダイナミックグローブは６日、東京・後楽園ホールでゴング。都内で５日、計量が行われた。２度目の防衛に臨む日本フェザー級王者・松田直樹が５月に２４年ぶり２人目の海外世界王座防衛を果たしたＷＢＣ世界スーパーバンタム級王者・西岡利晃（３２）＝帝拳＝から“ミスター流”の激励を受けたことを明かし、ＫＯ防衛を宣言。日本ウエルター級王者・中川大資は初防衛を目指す。

　計量を無事にパスした松田が同い年の親友・西岡からのハッパに奮い立った。４日もらった携帯電話のメールの激励文の中には長嶋茂雄・巨人終身名誉監督がナインに向かって発したことで有名な「勝つ勝つ勝～つ！」のフレーズがあった。５月にメキシコで元世界王者のジョニー・ゴンサレス（メキシコ）を相手に海外防衛を達成した同僚に負けてはいられない。「早く追いつかないといけない」と、気合を入れた。

　２月の初防衛戦ではベルトを守ったが結果はドロー。挑戦者の上野を相手に「今度はスカッと勝つ」と圧勝をノルマに課した。世界ランカーでもある王者は親友の激励に結果で応える。