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大相撲名古屋場所(7月12日初日・愛知県体育館)への出場を目指しモンゴルで治療中の横綱・朝青龍(28)=高砂=が、親交のある格闘家の石井慧(22)へ合同キャンプを呼びかけたことが6日、分かった。関係者が明かしたもので、この日から国内の山中でサバイバル合宿に突入。山ごもり直前に国際電話で石井に参加を打診したという。胸、腰、左ひじに負傷を抱え名古屋への出場が危ぶまれる横綱が、弟分をパートナーに指名し復活を期す。
朝青龍が石井と合同キャンプを張る計画が急浮上した。関係者が「横綱が電話で石井選手へ『モンゴルに来いよ。一緒に合宿をやろう』と話していました」と明言。石井が決断すれば、モンゴルで豪華な合同合宿が実現する。
キャンプは昨年10月に朝青龍が初体験したサバイバル合宿を想定している。当時は連続休場中。悪い流れを変えようと思い立ったのが、野性に戻る生き残り特訓だった。食料はわずかな米だけを持参し後はすべて自給自足。オオカミ、鹿、イノシシをライフルで捕獲し生肉にかぶりついた。飲料水は川から補給。風呂もないため水温0度の川に飛び込んで体を清めた。当時「大自然の中で原点に戻った」と告白。この生死をかけた体験が糧となり、今年初場所に劇的な復活優勝を遂げた。
今回、この合宿に石井を招待しようというのだ。石井は格闘技イベント「戦極」への参戦を表明。決断の裏側に兄貴分と慕う朝青龍のアドバイスがあったと明かしている。横綱にとって石井は柔道時代から面倒を見てきた弟分。参加を呼びかけた裏には正式参戦を前に直接、横綱の闘魂を伝授したい気持ちがあり、自らも石井から刺激を受けて名古屋への意欲を高める狙いがあるようだ。
朝青龍は夏場所の日馬富士戦で痛めた腰と胸の打撲で全治3週間の診断を受け5月30日に帰国。関係者によると4日まで自宅のある首都ウランバートルで軽いランニングなどで体を動かし、5日に首都から北東へ70キロほどのテレルジへ移動。6日からはさらに北に離れた山中に移動しサバイバル合宿に入ったという。後は石井の到着を待つだけだ。果たしてラブコールは実るのか。モンゴルに帰ってもこの男から目が離せない。
(2009年6月7日06時01分 スポーツ報知)
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