東村山市庁舎で千葉英司氏が大声で吠える
自分が写されたと勘違いして、声を荒げる。
前にも紹介しましたが、東村山市の市議会が行なわれると決まって姿を現すのがライターの宇留嶋瑞郎氏と東村山警察署の元副署長であった千葉英司氏の二人です。
二人は東村山市の市民ではありませんが、このいつも連れ立って自分達が住んでもいない議会の傍聴に現れるという熱心さには驚くばかりです。
その目的とは創価学会を追及してきた「草の根」会派に所属する矢野穂積、朝木直子さんに対する牽制と考えられます。私も前回矢野市議が公明党都議の新銀行東京絡みの「口利き疑惑」を議会で追及するということで一回だけ行って見ました。
宇留嶋氏が二回の傍聴席に陣取ってカメラを向けていましたが、その向けている先は矢野市議と朝木市議でした。カメラを設置している場所は本来は車椅子の障害者が傍聴する場所なのに、いつもそこにカメラを設置するのは、その場所が一番「草の根」の両市議をカメラで捉えるのに好都合な位置だからです。
さて、今回の騒動をお知らせする前に千葉英司氏についてもう一度おさらいします。我々の前に初めて顔を見せてくれたのは、東村山市の洋品店で故朝木明代さんが万引きをしたとされたその場所でした。
昨年の9月1日のことでした。
千葉英司(正義の人&善意の第三者)として登場
我々が東村山市駅前にいて街宣をやるので、「万引き疑惑事件」の洋品店に行くのではないかと察知して、そこでお待ちになっていた「正義感」の強い、善意の第三者の正体は千葉英司元副署長さまでありました。
余りにも凄まじいコメントの荒らし攻撃が続いているので、再度UPさせて頂きました。コメント数がまた200を超えてしまいました。
C.I.Lさんのブログにこのような記述がありました。
前の記事にも追記で書いたけど、新風一派が 「店主が!」 と言っている人は、ぶっちゃけ言うと店とは無関係の善意の第三者である。
もっと言えば新風の街宣の情報を聞きつけて、「もしかしたら」 とブティックと女性店主を守るために張っててくれた人である。
一般市民を守るために身体を張っている正義の人に対し、・・・・・
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/52026976.html
正義の人と紹介されていましたが、この人の行為が正義感とは無縁なものであったかは、その後の経緯で次々に明らかになりました。「正義の人」「善意の第三者」と紹介された」千葉英司氏は、矢野・朝木両市議を何度も訴えて敗北しているのです。
千葉英司元警察副署長の裁判の数々
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/52204600.html
さて、今回の出来事についてですが、先ずは一緒にいた宇留嶋氏のブログ記事から見てみましょう。
タイトルを見て先ずは驚きました。朝木直子・傍聴人「撮影」事件
この方たちは本当に大げさなタイトルをつけるのが好きなようです。
書き出しは次のような文章で始っています。
一般質問の初日である6月2日12時過ぎ、議会が昼の休憩に入ったため2人の傍聴人が1階に降りてきた。すると市役所正面玄関付近で朝木直子が傍聴人2名に対してカメラを向けたというのである。傍聴人の1人は大声で「写真を撮るな」と抗議したが、朝木はすぐにはカメラを引っ込めようとはしなかった。
傍聴人が2度、3度と抗議すると、朝木はようやくカメラをしまい、無言のまま、その場を離れた。朝木の歩いていった先には同じく「草の根」の矢野穂積が待っていた。矢野はこの出来事の一部始終を見ていたのだろう。
傍聴人2名はただちに議会事務局に抗議した。これを知った議会は事態を重視、その日のうちに会派代表者会議を開いて対応を協議したが、自民、公明だけでなく共産党もまた「議員としてあってはならない行為」ということで意見が一致したという。この結果、東村山市議会は傍聴人2名に対して文書でくわしい経緯を提出するよう要請した。
この宇留嶋氏の文章には「写真を撮るな」と騒いだ人が誰なのかの説明が一切ありません。余程その名前を伏せておきたいのでしょう。洋品店から出てきた「正義の第三者」についても、最初はアンチは名前を伏せていました。
こちらが千葉英司氏の顔写真を掲載したので、それ以後は認めたわけですが、今回も同じように名前を隠しての記事です。写されたと勘違いして騒いだのは千葉英司氏であり、一緒に議会事務局に抗議したの人物は誰なのか?その辺りも実名で書いて欲しいものです。
さて、この事件の顛末ですが朝木議員が市庁舎玄関付近で車椅子用スロープを撮っていたが、そこに千葉氏が偶然遭遇し自分の姿を撮られたと勘違いして「写真を撮るな!」などと大声を挙げたことによるものです。
問題と言うのは、実はここからが重大なのです。
自分が撮られたと勘違いした千葉氏は議会事務局に抗議したが、このことを公明党の議長が議会でわざわざ発言しています。(しかし、公明党が議長だなんて、困った市ですね。)
宇留嶋氏のブログより、またその部分を紹介しましょう。
見識示した東村山市議会
2名の傍聴人から当日の状況を詳細に記載した文書が議長の手元に届いたのは6月4日である。議会は再び代表者会議を開いた。その代表者会議では共産党が一転して当初の意見を翻し、「議会として何もする必要がない」と主張したという。しかし共産党以外は、議会としてなんらかの見識を示すべきとする意見が大勢を占めた。こうして、川上隆之(公明)議長が注意を与えることになったのである。
「注意」は午後4時35分ごろ、代表者会議で「議会として何もする必要がない」と主張した共産党、田中富造の質疑終了をもって休憩とし、休憩中に行われた。川上議長の発言は以下のとおりである。
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朝木議員に申し上げます。先日、傍聴に来ていた複数の人から議長宛に手紙や要望書をいただきました。
その内容は、傍聴して市役所を出たところで、いきなり朝木直子議員からカメラを向けられた。あまりにも突然で何の断りもなく、非常に失礼だ。
議会として会議中の出来事ではありませんので懲罰の対象にはなりませんが、市議会内外にかかわらず、議員として、そして公人としての自覚を持って行動していただくよう一言申し上げておきます。
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いかに議場外の出来事であるとはいえ、傍聴人から訴えがあったにもかかわらず、議会としてなんらの対応もしなければ、東村山市議会は朝木の常識では考えられない行為を黙認したということにもなりかねない。議場外の出来事ということで議会としてやりにくい面をもあったと思うが、なにより傍聴人を萎縮させ、議会から市民を遠ざける朝木の行為に対して議会としての良識を示した今回の決断は評価できよう。
ここまでが引用
しかし、東村山の市議会と言う所は酷いものですね。この問題に関しては共産党が一番マトモな対応をしています。市議の多くが千葉氏がこれまで何度も矢野・朝木議員を訴えて負け続けている人物であることくらいは知っていたはずです。
矢野議員は千葉氏のそのときの様子を次のように語っています。
「チバ元副署長は、一般市民が回りにいるのに、あたりかまわず、一人で怒鳴り始め、けっこう長い時間切れまくった。」
「多くの一般市民は、チバ元副署長の怒鳴り声に眉をひそめて、そばを避けるように遠ざかっていた。」
草の根会派と宇留嶋・千葉連合とのこれまでの確執を知っているなら、突き放すのが当然であり、公明党以外の議長だったらそうしたでしょう。
カメラを向けられたことで切れて玄関先で大きな声を上げるのはかってですが、その個人的な感情を聞き入れて議員に一言申し上げる公明党の議長というのも一体どういうことなのでしょう。
〜新風連ブログ〜