中日・山本昌また今季初星ならず…7回突然乱調
| 7回、代打・田中雅に同点打を浴び天を仰ぐ山本昌(右) |
◆ 「チームが負けなかったのだけが救いです」 ◆
<中日4−4ロッテ>悪夢の7回だった。6回まで3安打無失点だった43歳の山本昌が1死から3連打。2死満塁から田中雅に同点の左前2点適時打を浴び、早坂にも中越え2点二塁打を許しKOされた。4月12日の広島戦で4回10失点と大炎上し2軍落ち。約2カ月間、再調整しての1軍復帰マウンドだったが、今季初勝利はお預けで、セ・リーグ新記録となる22年連続勝利も泡と消えた。
「もったいなかった。チームが負けなかったのだけが救いです…」
“年の差”対決でもあった。ロッテ先発の唐川とは実に24歳差。昨年の交流戦でも対戦の可能性があったが雨で流れ「僕の娘の1歳年上?困ったもんだ」と苦笑いしていた。
「いくつになっても覚えてくれない。青いわ」。試合後は手厳しかった落合監督だったが、まだまだ若々しい投球を見せたベテランに次回も先発の機会を与えるつもりだ。
試合結果
[ 2009年6月7日付 ]
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