今回は『だめんず・うぉ〜か〜』でお馴染みの倉田真由美先生と相方、ともりんがゲスト!初の女性陣オール顔出しです。男性陣は経験女性人数3千人を越える猛者を用意しました。もちろん自ら。
最近全力でCanCam系にシフトしている。そろそろこちらから媚びまくらないと男が寄ってこないのだ。
アタシなりの下心である。これが大好評。ナンパからスカウトまで、これまでの辛うじて胸と尻をおおっているだけのボデコンミニスカスタイルと比べると 100倍増えた。むろん、自慢である。渋谷などはむしろ、自ずから年齢を書いた札を首から提げて歩きたくなるほどウザい。はじめからこうしておけばよかった。だったら今頃、こんなおかしな合コン記事なんて書いてなかったかもしんない、後の祭りだけど。
「類は友を呼ぶ」という言葉どおり、アタシの周りにいる人間は一筋縄ではいかないヤツらが多い。ことに、今回のピロコンに登場している男性K氏などは、間違いなく人間としてどこかの回路が狂っている。なぜなら、彼がヤッた女の数はだいたいで、3千人を越えているのだから。1日何回ヤレば気が済むんだよ!
こんな性の権化のような男だが、アタシとは一切カラダの関係はない。
そんなK氏がくらたま先生の大ファンだという。これは面白い。
だめんずと合コン道場のコラボをしようではないか! そんなアタシの思い付きで開催されたのが今回のピロコンである。企画物とはいえ、合コンには命を懸けると誓ったアタシだ、絶対に手は抜かない。Kがそろえる男なら間違いなく完璧にヤリチンということはイージー。無敵の白ワンピに身を包み西麻布の隠れオシャレ居酒屋に足を運んだ。
ピロコンである……。アタシは白ワンピだ。西麻布の交差点で待ち合わせた、くらたま先生のネズミ色の服を見て内心ガッツポーズをとった。(勝った! これなら間違いなくアタシのが目立てるじゃぁーん)ともりんの花柄ワンピは目障りだったが、意気揚々だ。セックス上手の素敵な彼氏ができちゃうかも。
が現実はいつだって不思議、いつだって不可解。アタシがモテることはなかった。どうしてだろう。ただ一度、隣の金髪のお兄ちゃんに「ここに少し肉が。ふふふ」と腰の辺りをさすさすしてくれたくらい、それが今回の成果だ。しかも、その瞬間、若干ときめいてしまった。みんな化粧もしてない、たま先生にもっていかれたよぉー。
ナゼ!?どうして!? 納得できない!
結局、男って自分は遊んでても、女には純潔を求めるんだよねぇ。それが敗因だと思う。だって、リトルニューヨークの店員さんが「女のコは少しダサいくらいのほうがモテるんですよ」っていってたもん。その理論でいくと今回、たま先生のひとり勝ちだったのも合点がいく。ハハハーだ。ハジけた合コン感はなかったが、つつがなく楽しいピロコンだった。が、たま先生、男が払うっていってんのに金出すなよ! 最後の最後でスゲェ負けた気分になったじゃんか! ったく、これだから素人はイヤだ。ピロコンではご馳走してもらった額が高ければ高いほど偉いの! アタシがそう決めたんだから!
年上で、仲がいい男と合コンをすると間違いなく、ただの飲み会になってしまう。相手が天下の変態でもだ。
担当編集Yの陰謀により、いけにえという十字架を背負わされた憐れな美女。Yいわく「カワイコぶるのはいい加減にして下さい。まったく面白くありません」
理由はピロコンなのに、たま先生を狙うという暴挙に出たから。少しは気を遣ってあげましょう。最近ピッピちゃんは歳のせいかひがみっぽくなっております。
オトシの女王
桜木ピロコの
PROFILE
桜木ピロコ
●桜木ピロコ:職業:ライター
特技はヤラずぼったくり。
六本木界隈では、有名な遊び人。
口癖は「男たらしこむのはプロですから」。
倉田真由美ちゃん:職業:売れっ子漫画家
代表作は『だめんず・うぉ〜か〜』 気が付けば
恋愛の教祖になっていたバツイチ子持ちのロンリーギャル。
●ともりん:職業:週刊『SPA!』編集者
真由美ちゃん と共にだめんず誌面を盛り上げている。
年齢不詳。
◆K君:職業:ヤリチン
経験女性人数3千 人を越える。
真由美ちゃんから“ヤリチンブラザーズ のドン”と命名される。
◆A君:職業:ヤリチン
金髪 にド派手なスーツ。
いったいどこのホストが駆けつけ たのかと思った。。
◆S君:職業:ヤリチン
信じられな いほど普通。“ヤリチンブラザーズ”の良心か!?
CanCamギャルのアタシとともりん。と、保護者1名。
真由美ちゃんは合コン にネズミ色の服を着て くるのを禁止します!
<勝ち組!!合コン道場>
goukon@momoco.ch
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