パスワード:
 
ドイツのマスコミ、「北朝鮮の後継者指名は終末の前奏曲」 2009-06-04 19:04:31

北朝鮮が金正日の三男の金正雲(25)を後継者として指名したのは、独裁体制の終末を予告する前奏曲だと、ドイツのマスコミは3日に評価した。

南ドイツ新聞(SZ)「ディー・ツァイト」は、「経験不足の25歳の若者が、目上の者を優先視する社会で核心権力として浮上した。金正日国防委員長は核実験を通じて、息子に権威を付与しようとしている」としながら、しかし「金正雲が後継者になったら、母方の叔父である張成沢(チャン・ソンテク)がコントロールする操り人形になるだろう」と予測した。

SZはまた、「張成沢は正統性が不足なので、葛藤と不安定な時期を避けることができないだろう」と分析した。

続けて、「金正雲が予想と違い、実際に権力を譲渡されて成功することもあり得るが、そうなったら彼は北朝鮮の孤立政策を続けるかどうかを決定しなければならない」としながら、「北朝鮮はこのような行動を続けられない状況」と評価した。

また、「強硬路線は不可欠なので、北朝鮮の内部崩壊に繋がるだろう。反対に、改革の要求を受け入れた場合も、北朝鮮社会が不安定になるだろう」としながら、「従って金正雲を後継者として指名したことは、北朝鮮の独裁体制の新しい出発ではなく、終焉を控えた寂しい前奏曲に過ぎない」と強調した。

一方、「フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイト」(FAZ)は、「韓国内の『関係者』が北朝鮮内部の状況について言及する時も、注意しなければならない」としながら、「金正雲が後継者として指名されたということは事実かもしれないが、完全に誤った判断かもしれない」と指摘した。

FAZはまた、「金正雲が実際、後継者として指名されたとしても、軍部が彼の指示に従うには、彼は余りにも若すぎる」としながら、「次世代でも金一族の権力が維持されるかどうかは、疑わしい」と付け加えた。

 
名 前 パスワード
link_01 link_01 link_01 link_01