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第5回サポーター集会議事録
(2000/02/12)
フロントとサポーターの質疑応答1
Q<男性サポ>
昨年同様、今年もまた同じような不確定要素の多い予算を組んでいるのはどうしてか。
予算の圧縮も選手の年俸を下げるのは一番最後ではないか。
降格さらに残留した責任をフロントは誰も取っていないのはおかしいのでは。
Aく鈴木常務>
昨年は甘かったと言えば確かに甘かった。今年はなるべく不確定要素の排除を考えているが、その中には行政からの補助金も見込んではいる。
単純に選手の人件費を削れということで物事をスタートさせた訳ではない。コンサドーレらしいチームを維持するためにどうしたらいいかを考えてきた。チームを維持するための、例えば移動費などの経費を削るのはもう限界なのも事実。人件費についてチームが何を目指すのか、これによってどれくらいお金をかけるのか、かけられるのかという議論の中で、収支ぎりぎりの中でだいたい6〜7億円くらいだということになった。ただ、だからと言って今年のチームが弱くなったわけではない。
社員の給科も切り詰めている。田中社長は兼務で報酬はいっさい払ってない。社長の車は先方の会社の車でHFCの車ではない。
Aく濱田常務>
日本の場合、責任をとるとはやめる事。私自身はどうかについて話したい。コンサドーレのフロントには保身のためにしがみつくとかの気持ちはない。私は今のポストに固執する気はない。運営本部長として結果がでなかったことについて、その機会にやめるべきかとの考えも私の中にはあった。しかし、個人的には今年に結果を求めて、今年結果が出なければ私は職を辞するつもりである。出向期間は実は終わっていたが、私の考えで今年1年しっかり仕事することにした。
Q<男性サポ>
私は今まで回りの人に感動を味わってもらうため、とにかくスタジアムに足を運んでもらうようにお願いしてきたが、昨年はじめて期待を裏切られた気がした。その原因を伺いたい。
A<濱田常務>
選手が手を抜いたとは思わない。ここで明確な理由を一つあげることはなかなかできない。チームの力がトータルで足りなかったと思う。
Q<男性サポ>
昨年アウェーで勝てなかったのは何故か?今年なにか対策を考えているのか?
A<濱田常務>
去年アウェーでの成績が悪かったのは、チームが悪かったことに尽きる。コンデション作りに改善の余地があったとも思う。全体のコントロールが問題だった。
今年は監督・コーチ・選手のコミュニケーションをきちっと取ろうとしている。チームを一つにまとめるために重要と思っている。今年自己主張できる選手が多く入ってきてチームカラーとしてアウェーでも勝てるチームになってきたと信じている。
Qく司会>
アウェーで勝てないのはフィジカル面での調整がうまく行ってないからではないか。その意味で、フラビオ・フィジカル・コーチの指導は代表クラスの選手にフィットしても、コンサドーレの選手のレベルに合ってないのでは。
Aく濱田常務>
フラビオコーチは代表のコーチの経験があり、期待値ということで目線が合わなかった部分があったと思っている。監督・コーチ彼等白身が昨年の結果を分折し改善策を考えており、今年その結果がでると思っているので期待してほしい。
Q<女性サポ>
昨年選手の体力が持たないように思えた。新聞報道で試合前に選手がハンバーガーを食べていると載っていたがクラブ側から指導しているのか。
Aく濱田常務>
プロとして自分の体のコンデションを考えるのは常識で、それはあるまじきことと思う。Jリーグ研修会があり、それに加えてコンサドーレの場合、明治製菓の中に健康食品に関する講師がいて昨年3回講演してもらっている。しかし、最終的には本人の自覚の問題。クラブとして言い続けなければいけないと思う。
Qく男性サポ>
入場科3億6千万円と予想しているがそれは低すぎないか。入場料をもっと増やして補助金など受け入れなくてもいいように努力できないか。
Qく司会>
今の質間に補足して、昨年の入場者一人当たりの平均入場科が1,500円程度となっているのは何故か。
A<鈴木常務>
まず入場科は税込みであり、決算での数字は税抜きとなっている。一人当たりの単価は当初1,800円程度を見込んでいたが、結果は1,500円程度となった。これは招待券を増やしたわけではなく、原因は子供が増えたからだと分かった。市の調査によると10代以下の入場者は97年は14%、99年は21%。しかも10歳未満は97年0%が99年は5%となっていた。この理由は小中学生向けに割引券を配っていて利用度が年々上がっているから。また家族連れが51%となりJリーグのチームの中でも珍しいケースとなってきている。後援会の招待券もあるが大きな要因は子供が増えたこと。ただ子供は将来の宝だと思っているので今までの施策を変える考えはない。また今年は厚別での試合数が増えるので昨年の3億円よりも多い3億6千万円を見込んでいる。
Q<男性サポ>
昨年の後援会の寄付見込み4億円が1億円となったのは何故か。今年の運営の見通しはどうなっているのか。
A<鈴木常務>
見通しが甘かったと反省している。当初は8万人を各種団体にお願いしてと事務局と相談していたが不調だった。地方に行けば行くほど理解を求めるのは難しい状況なので、昨年実費を今年の計画とした。今、地域後援会という形で立ち上げようとしていて、年内に30位の市町村に地域後援会を作る予定にしている。そのためサッカー教室も60か所を予定しており選手も地域のサッカー教室への参加も考えている。
Qく女性サポ>
路上駐車対策の警備員の人件費がかなりかかっているのか。
A<鈴木常務>
場外の警備は56か所。昨年1試合の警備会社へのクレームが約30件で、うちHFCまで来るものは3件位。年々苦情の範囲が広がっているが、警備箇所を減らし巡回警備に切り換えて警備費を削減する予定。
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