2009年6月4日9時17分
高度約20キロから見たアントニアジクレーター=宇宙機構・NHK提供
日本初の大型月探査機「かぐや」が、役目を終えて11日未明に月に落下するのを前に、月の地表すれすれで観測を続けている。宇宙航空研究開発機構は3日、高さ約20キロから見た「アントニアジクレーター」と、約11キロの超低高度のハイビジョン動画を公開した。それぞれ約1分。サイト(http://www.jaxa.jp/)で見ることができる。
かぐやは、主要な観測はほぼ終えた。当初、約100キロ上空を回っていたが、2月から徐々に高度を下げている。上からでは分かりにくかったクレーターの縁の凹凸が、横方向から撮影することで、はっきり見えるようになった。かぐやは、11日午前3時半ごろに月に落下する予定。落下する直前まで月の様子を観測し、データを送り続けることになっている。(東山正宜)