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Tokyo New Tribeストリートに現れた「局地ブーム型 スタイル」をテーマごとに解説

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ヴィジュアル系


撮影データ
2008年06月09日(月) 13:00〜14:00(撮影場所:新宿 南口タカシマヤタイムズスクエア)
2008年07月19日(土) 16:00〜17:00(撮影場所:上野 黒田記念館前)
2008年07月27日(日) 16:00〜17:30(撮影場所:渋谷 キリストンカフェ)

アイテムの主な色

「ヴィジュアル系」と一口に言っても、そのスタイルはさまざまで、かなり大きく分けても2つの流れに分類できます。1つはヴィジュアル系バンドのメンバーたちと、そのコスプレを楽しむ人々(いわゆる「Vコス」)。もう1つはオリジナルのファッションを楽しむ、純粋に特殊系ファッションが好きな人々で、特に最近動きが活発化しているニュー・レイヴのような音楽系のパーティー・イベントなどからくる派手なファッションの人たちです。

今日世界中を席巻しているゴスロリ・ファッションも、元をたどれば日本のヴィジュアル系バンドから広まったもので、90年代にはその熱狂的信者であるファンたちと一体となって宗教的な広がりを見せていました。それがまずドイツやフィンランドといったヨーロッパ諸国のミュージシャンたちへ伝わり、そこからまた英・米のメジャー・ミュージシャンへと広まり、世界的なブームへと発展してきた経緯があります。

ところが最近、V系バンドのファッションに異変が起き始めているのにお気づきでしょうか。だんだんナチュラルでキレイめなものが増えてきているのです。2006年1月「天照」活動休止後、現在はソロ・プロジェクトとして「天照」を蘇らせた大祀さんも、デビュー当時は、派手な衣裳と過激なメイクで活動していたということですが、現在は白を基調としたスタイリッシュな衣裳にナチュラルメイクで活動しています。(→天照大祀のスペシャルインタビューページはこちら)

今後こういったヴィジュアル系バンドのファションの変化と音楽パーティー系からくるファッションの流れは、一般のファッションにまで影響を及ぼす可能性が高いでしょう。「白ゴシック」や「カラフル・パンク」などは、その兆候として現れてきたものかもしれません。

また、近頃こういった特殊型ファッションの人々を積極的に受け入れる飲食店や施設も増え、ヴィジュアル系の人々も安心してファッションを楽しめるような環境が整ってきたことが、さらに全体人口を増やしている要因の1つと言えるでしょう。


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