原宿は中学生〜高校生の街。渋谷は高校生〜大学生の街。その上に位置する世代、すなわち20代〜30代が安心して楽しめる、一番居心地が良い場所が秋葉原。
4年ぐらい前からメイドが現れ、しだいにブームとなりました。現在のアキバトレンドの先端は「スト芸」や「路上アイドル」へ移行していますが、メイド系のお店は減るどころかむしろ今も増え続けているといいます。メイド・スタイルはすっかり秋葉原名物としてだけではなく一般化してしまったと言えるでしょう。
このような現象について、「ロイヤルミルク」の副店長は、秋葉原に来る人たち(アニメやゲーム好き)に共通する「かわいい」「面白い」というニーズにヒットしたのではないかと分析しています。
お店で働くメイドさんは、20代前半の女性が多く、彼女たちもまた自らが楽しみながらこの仕事をしています。客と従業員双方のニーズがぴったりと合ていることもあり、メイドカフェが一時的な流行に終わらず、これほどまでに広がっているのではないでしょうか。