中ロ、自国通貨での二国間貿易決済を検討すべき=ロ大統領
[モスクワ 5日 ロイター] ロシアのメドベージェフ大統領は、ロシアと中国の二国間貿易について、決済をドルではなく自国通貨で行うことを両国は検討すべきとの見解を明らかにした。5日付のロシアのコメルサント紙が報じた。
実現するためには二国間で通貨スワップ協定を結ぶ必要がある。中ロ二国間の貿易量は2008年に約500億ドルとなり増加する傾向にある。中国はすでにブラジルおよびベラルーシとの間で同様の枠組みを有している。
メドベージェフ大統領は同紙とのインタビューで、「われわれはこのような立場について検討が可能だと考えている。例えばルーブルと人民元(による決済)だ」と語った。
同大統領は貿易相手国との二国間スワップ協定について、経済危機で多くの国が国際資本市場で資金調達が困難になった場合に影響を緩和できるとの認識を示した。
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