2009年6月5日 18時50分更新
桃の産地として知られる岡山県赤磐市で、地元の小学生たちが桃の実に袋をかける作業を体験しました。
赤磐市の山陽小学校の校庭の一角には2本の桃の木が植えられていて、毎年、3年生の子どもたちが授業の一環として桃の栽培に取り組んでいます。
5日は3年生の児童、およそ80人が地元で桃を育てている農家の人たちの指導を受けながら桃の袋かけに挑戦しました。
桃は、はやく実る「武井」という品種で、木には青々とした直径5センチほどの小さな実があちこちに実っています。
この時期、桃に袋をかけることで、虫の被害を防いだり岡山の桃らしく上品な色合いの白い実に育つということで、子どもたちは1つずつ丁寧に袋にくるんでいました。
体験した子どもの1人は「農家の人たちは本当に大変だなあと思いました。甘くておいしい桃が出来ると嬉しいです」と話していました。
桃は今月下旬ごろには収穫できるということで、子どもたちは実の収穫も体験して、味わうということです。