チキータのちょっと気になること…

チキータがちょっと気になることを書いていきます。基本卓球ネタ多めかも♪

2009年05月

公表可能なこと、公表不可能なこと。

この業界にも言えること言えないことがある。トップ選手、業界人から一般にも流れ出すことがたくさんある。

有名になるのはやはり用具に関する情報…トップ選手向け用ラケットやラバーの存在。選手が実際に使用しているラケットやラバーの情報。OEM製品に関する情報。新製品に関する情報など様々である。

その他、様々な選手や学校、コーチ、監督などの情報、各メーカーの情報がある。いろいろな情報があり楽しいのだがどこまで公開していいのか悩みどころである。

一般の人が知りたいのはやはり用具に関する情報が一番多いと思います。最近もいくつかまた新製品な情報が入ってきていますが、もう公開してしまって良いものかどうか…

ヨーロスピン中国式

昨日コーチに行った際ある子がヨーロスピンにカールP1OXを貼っている子がいました。ヨーロスピンは以前シーザー琥珀さんもblogで取り上げられていましたが、ホントに粒高を合わせると使いやすいラケットでした。ブロック、プッシュ、スマッシュ、カット…何をするにもミスをしないという安心感を常に持ってプレーできました。
裏ソフトメインで戦うには多少物足りない弾みですが、回転がかかりやすい板でそこそこの弾みはあるためチャンスボールだけ攻めに行く戦型の選手には良いと思います。TSPのラケットは特徴的なものが多いのですが、ヨーロスピンは癖もなく使いやすい、値段も安いので初心者からも使いやすく非常に良いラケットだと思います。

アンチ加工を自分で行った粒高?

アンチ加工された粒高が禁止されてからしばらく経ちますが、何やら良からぬ噂が…ラバーを天日干ししたり、薬品をラバーに塗ってツルツルの粒高を作って使っている人が少なからずいる様子。
昔からそんな話を聞いていましたが、最近お客様でそういう方がいらっしゃいました。

「ラバーツルツルなんで変えたほうがいいですよ?」

「あ、これわざと滑るようにしてるんです………………いまだに補助剤使う人もいるんだし同じことですよ。」とかなんとか。


うーん、用具規制が始まり明らかにフェアでない場合が増えてきました。ちょっと残念です。現在では完全に検査することは不可能で、それを悪用して検査をくぐり抜けルール違反を平然と行う。協会は一刻も早くこのような不正を防ぐよいに対応すべきです。ただ勝手にルールを変えてそのあとの対応は選手任せというのは納得できません。

動きを制限すること、可動範囲を制限しないこと。

まったくの初心者に指導すると自分が意識するのは「無駄な動きをさせないようにすること」である。やはり初心者は無駄な力が入りやすく身体がバラバラに動く。そのため最初は台に手をつかせたフリックなど小さな動きで球を飛ばす練習をさせる。粒高のブロックなんかは「台の中でラケットを動かすようにブロックする」ということだけやれば意外とあっさり形ができる。


そしてある程度基礎が固まり、一通りの技術が身についたら次は「身体の可動範囲を制限しないこと」を意識させる。運動神経が良い子は自然とある程度身体が自由に動くのだが、運動が苦手な子や不器用な子はフォームや打ち方を気にしすぎて身体のどこかの動きを無意識のうちに動かないよう止めてしまいがちである。(ロックしてしまう)肩であったり、肘であったり、手首であったり…ロックしてしまうのは毎日練習を繰り返す中でその人の中で無意識に行われている。特に緊張感が高まる、例えば試合などではより無意識に入っている力が強調されやすい。そのため普段以上にガチガチなりやすい。

これを治すにはやはり毎日意識しながら身体の動きを確認して、自由に動かすようにするのが大切である。もちろんリラックスも大切である。
動きの固さが気になる選手は一度変に動きを止めている箇所がないか確認してみると良いかもしれません。

単板+テナジー

昨日はダーカーの単板にテナジー25トクアツ、テナジー05トクアツを貼ってプレーしてみました。総重量163g、先端に重みを感じます。


テナジー+単板…やはり良いです!!テナジー弾みが単板のおかげで強調されます!!非常に気持ちよく弾み、回転もかかりやすいため外す気がしません。粒高を使わないのであれば単板にするのもありかも。

単板(ヒノキラケット)は個人的には粒と合わせるとどうも球持ちが良すぎて気に食わないのです。アンチ粒高があれば使えそうなのですが…慣れたら大丈夫なんかな?いっそ裏裏でもいいかな?

ハイブリットNCT

板が黒い板というと数が少ない。その中でも板が真っ黒な板はごくわずかである。自分の様々な用具を使用してきた経験の中で不思議と黒いラケットでハズレたラケットがない。レグー、オフェンシブ、オプティマムシンク、キョウヒョウ王、晧ワルドナーブラックデビルCBなど…どれも気に入ったものばかり。

今回のハイブリットNCTも当然当たりラケットです。合板枚数が多く少し重いですが、振り切れるならこんないいラケットはなかなかありません。
木材の良い打球感、弾み、回転のかかり方…非常に高いレベルで構成されていて、非常に重みのあるボールが打てます。粘着、テンションともに相性がよく重さや値段さえ気にならなければかなりオススメしたい1本です。
あまり使用者をみませんが、自分がシェークで卓球をするならハイブリットNCTかクリッパーウッドにすると思います。1本貰おうかな?

試合

今日はいまから団体戦だ〜〜!!!
団体戦はやはり緊張しそう…てかすでにしてます(笑)

まあ怪我しない程度に頑張りますがあんま期待しないでください。………ってみんな見るころには試合終わってるな。。

廃盤になってしまった名作たち…

昨日久しぶりに2002年のタマスのカタログをみていました。
そこにはテナジーはなく、またかつて名作と呼ばれた懐かしのラケットが数々………


まずはアリレートの入った反転ラケットのセルベス。粒高に必要な「止める」という感覚が非常によく手に伝わり抜群のボールコントロールを発揮します。また打球感が手に伝わりやすいためプッシュやスマッシュ時にも安心して打つことができます。アリレートこそ粒高向けの特殊素材だと思います。

イオラス…球離れが非常によくとても弾むラケットです。ペン表に愛用者が多く、これでガンガン打ち込まれるとまさに悪夢です。

タクシーム…元祖弾む中ペン。いまの時代にこそ必要なラケットだと思います。ブレードのサイズもタマス社らしく少しコンパクトで両面にラバーを貼っても非常に振り抜きが良いです。またアリレートが混ざっているため打球感がハード過ぎないのも良いのも特徴です。

プリモパワーフィーリング…その名の通り打球時のフィーリングが非常に良く、回転がかけやすいためパワーのあるボールが打てます。カタログ表記よりも多少弾む感じがします。

レグー…グレーのブレードで5枚合板。5枚合板にしてはハードな打球感だが非常にコントロールが良く使いやすいラケット。弾みもそこそこで珍しいブレードの色ということもありそこそこ人気のあるラケットでした。

アイオライト…フレアグリップは非常に細く握りやすいという人が多かった。これも弾みの良いラケットで弾むわりには使いやすく高校生を中心に人気があるラケットでした。



など上げればきりがない名作ばかり。セルベスなんか復活したらかなりの人が手を出すのではないでしょうか?異常なまでに止めやすいです。

テナジーチューニング!?

最近テナジーネタばかりですが………
今回もまだ未確認で大変申し訳ないのですが、「匿名希望さん」という方から鋭いツッコミをいただきました。「テナジーに何か塗ってあるのであれば、他のラバーと重ねて重しをすれば、反対側に置いたラバーが膨張するのでは?」

実はすでに実験された方がいて、その結果は「張り合わせた反対側のラバーも膨張する」という結果になったそうです!!
自分もラバーの切れ端を重ね実験してみましたが…あんまり効果はわかりませんでした(30分程度放置)

しかし実際にテナジーと重ねることでラバーが膨張するのであれば「ラバーのチューニング」が可能なのではないでしょうか?効果などは全くわかりませんが新たなチューニング方法になるのかもしれません。屁理屈をこけば「後加工にはあたらない」

ただこれも自分が確認してわけではなく効果もはっきりしないためなんとも言えないのが申し訳ないところでありますが、参考までにm(__)m

テナジーの質問への解答

昨日記事に書きましたが、質問がありましたので詳しく説明させていただきます。

まずは自分がした質問は
「テナジーのスポンジ、いわゆるスプリングスポンジは補助剤、油のようなものが塗られていて、そのため以前から言われていた工場における後加工にあたり禁止されているのではないか?という噂をいろいろな方から聞いたのですが実際はどうなのでしょうか?」


それに対しタマス社の方いわく「テナジーが禁止になるという話は全くありません。国際卓球連盟であるグスタフソン用具委員長にもテナジーをクリーンで素晴らしい用具と高く評価していただいてます。」ということでした。
後加工かどうかについては明言を避けている気がしないでもありませんが、「大丈夫だ」と言うのであれば恐らく大丈夫なのでしょう。

この件がはっきりすればもしかしたら他社からもテナジーのようなラバーが出てくるかもしれません。
個人的にはまだ用具に関して悩んでいる状態で、やはりテナジーは最有力候補なのでできれば生き残って欲しいところです。ただやはり技術レベルが未熟な選手でも「当たればある程度入る」ある意味理想的なラバーなのですが基礎もまだ固まらない選手が使い「テナジー以外では卓球ができない」選手がいるのも事実です。

コーチに行く学校でもテナジー以外では5割くらいしかゲームでドライブが打てないのにテナジーを使えば7、8割球が入ってしまいます。打ち方も固まらないのに球が入るため本人はそれが実力だと勘違いしていることが多いです。「ラバーが悪い」と言って入らないのをラバーのせいにしているレベルだったり…

このあたりは昔のスピードグルーと同様難しいところではあるのですが。


まあなんにせよ「テナジーは禁止にならない」そうメーカーさんは明言しています。不安であればタマス社にホームページからなり電話なりで直接確かめてみてください…メーカーさんからは「禁止にならない」といった解答が必ずきます。
まあメーカーさんの解答を信じましょう。
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