先代(二代目)プリウスの燃費は平均時速40〜60Kmで走ると27〜23Km/L前後だが、90〜110Km/hでは20〜22Km/Lと低下する。130〜140Km/hでは16〜17Km/Lと極度に低下する。高速走行時にはハイブリッド車の特徴であるアイドリングストップや電気モーター走行、滑空運転そして回生ブレーキの使用など頻度が少ないゆえ、燃費はエンジンの効率と空力特性で決まるのだという。自動車雑誌によると、旧型では1500CCのエンジン搭載で120km/h走行時のエンジン回転数は2470rpmで17.2/Lなのが、新型では1800CCエンジンと排気量を大きくして2180rpmと回転数が下がったことで、燃費は19.0km/Lとなったという。二代目は高速走行時の燃費悪化が顕著だったが、新型ではエンジン排気量が増化したことで、高速時の燃費も改善したようである。電気モーター走行とならない低速時にはエンジンの効率化で対応しているそうな。そして60Km/h以下の速度走行(条件有り)や発進時には電気モーター走行となるため、エンジンの排気量が増えても燃費は悪くならないのだという。そのような点を鑑みると、高速道走行が多い私には、新型の高速時燃費向上とパワフルな走りには、期待大だ。自動車雑誌の燃費データーは、あくまでアクセル踏みっぱなしであろうが、高速走行時でも微妙なアクセル操作で燃費は伸びる。添付写真のように二代目で20.0Km/Lであったなら、同じ条件で新型では23〜24Km/Lは出て欲しいものだ。
(添付写真、先週土曜日;Nikon CoolpixL12)
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