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人(徳島県人またはゆかりのある人物)
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県立海部病院に青森県の病院から常勤医として着任した内科医
七崎之利(ななさき・ゆきとし)さん   2009/6/5 11:23
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県立海部病院に青森県の病院から常勤医として着任した内科医 「これまでに身につけた航空搬送医療の知識や、離島で培った救急総合診療の経験を生かして頑張りたい」と新天地・海部病院での抱負を語る。

 七崎さんは1993年に弘前大学医学部を卒業し、全国組織の医療法人などで内科医として勤務。神奈川、静岡県を経て3年前、鹿児島県の与論島へ。島の患者と向き合う中で、へき地医療に取り組む決意を固めたという。

 与論島で勤務したのはベッド数80床の小さな病院で、常勤医は院長と2人。人口約5600人の島の医療を支えるためには、専門外の患者でも治療に当たらねばならなかった。「私たちに寄せる信頼や期待の大きさが伝わってきた。島民の命を預かる責任の重さを感じた」。そして、医師が少ない地域での医療を支えようと、救急総合診療医の道を歩むことを決意した。

 何事にも徹底して取り組むのが信条。離島やへき地からのドクターヘリなどを使った航空搬送医療を学ぼうと、2007年から約2年間、航空自衛隊に入隊。青森・三沢基地内の自衛隊病院では、自衛隊機を使った搬送訓練に取り組んだほか、米空軍の医学校で3週間の研修も受けた。

 子どものころから、植物観察や滝を見たりするのが好きという七崎さん。「落ち着いたら近くの自然を観察したり、轟の滝(海陽町)も見にいきたい」。徳島の自然にも関心を寄せ、表情を緩める。

 海部病院での勤務は2年間の予定。「さまざまな専門医が非常勤で応援診療に来ている。いろんなことを吸収し、それを医療に生かしたい」。熱い口調から地域医療に真摯(しんし)に向き合う気持ちが伝わってきた。

 妻と長男を千葉県富津市に残し、単身赴任。43歳。青森県八戸市出身。

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