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2009年6月4日(木) 19:30 |
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三菱自動車、電気自動車量産開始
三菱自動車が新たに市場に投入する電気自動車の量産が、倉敷市の水島製作所で始まりました。去年から派遣切りや減産など暗い話題が続く中果たして救世主となるのでしょうか?
倉敷市の三菱自動車工業水島製作所、集まった社員の顔には笑顔が見られます。 登場したのは電気自動車「iMiEV」です。量産開始にあわせて記念の式典が開かれました。 三菱自動車が市場に投入する電気自動車「iMiEV」家庭用の電源で充電ができ走行時はCO2を排出しません。 水島製作所で量産を行い、最初の1年は2000台の製造を目標としています。 不況で減産を続けている水島製作所にとって新世代の担い手として期待されています。 一般向けの販売は来年以降で、しばらくは法人を中心にした販売ですが、倉敷市は10台購入することを決めています。 一方で総社市にある三菱自動車の関連工場の社長は「今のところ発注は増えてはいない」と話すなど地元経済への上昇に繋がるにはしばらく時間がかかりそうです。 世界に先駆けて量産される電気自動車「iMiEV」不況の自動車業界の中で唯一好調なエコカー市場にいかに切り込んでいくか今後に注目です。
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