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自民党の「小泉チルドレン」の象徴的存在で、無所属で北海道1区から出馬する意向を示していた杉村太蔵衆院議員(29、比例南関東)が4日、記者会見し、次期衆院選には立候補しない考えを示した。現状では無所属で立候補したとしても「民主党を利することになり、本意ではない」と“自民党ラブ”ゆえの決断と強調。今後のことは「決まっていない」としたが、関係者によると、次々回の衆院選で北海道1区からの出馬を目指す方向で、一部では同じ北海道の中川昭一前財務相の秘書になるとの話もある。
太蔵氏が、ついに土俵下へ追いやられた。会見場に現れると、一礼し、「私にとりましては、大変厳しい決断にはなりますが、次期衆院選挙には出馬せず、一党員として、自由民主党の勝利に向け、私のできる限りを尽くしたいと、あ~、思います」と切り出した。
北海道を舞台にした倉本聰氏のドラマ「北の国から」の純を思わせるほど、言葉はとぎれとぎれ。「このような、はぁ~。結果になってしまったことを。大変、申し訳なく…」。関係者へのおわびを口にすると、目がみるみる真っ赤に染まった。
不出馬を決めた理由は、要約すれば「自民党ラブ」。「仮に無所属で立候補した場合、どのように分析しても民主党を利することになる」との現状をふまえ「それはまた私の本意とはかけ離れる」と、決断したという。ただしそれがいつかについては「何日という明確なものはない」とした。地元関係者によれば太蔵氏は約1か月前まで真剣に出馬を考えていたという。太蔵氏サイドは自民党が推した長谷川岳氏の票を上回ることを目標としたが、各調査で大差のリードを許し、不出馬を決断したようだ。
太蔵氏は05年の郵政選挙での小泉旋風を受け、南関東ブロックの比例代表で当選。07年からは北海道1区での出馬を模索したが、党道連は長谷川氏を推し、公認問題は党本部を巻き込んだ大騒動に。公認は長谷川氏に決まった。
太蔵氏は無所属でも出馬する意向を示し、小泉元首相の秘書官を務めた飯島勲氏や、新党大地の鈴木宗男代表らの後押しを受けて地元活動を展開。関係者によると「本会議などがない日はほとんど地元でミニ集会などを行っていた」という。
しかし、夢かなわず。太蔵氏は今後について「国政引退か?」と尋ねられ「フッ」と笑うと「まだ29歳。一回りも二回りも大きくなり、またこの場に戻って挑戦したい。捲土(けんど)重来を期す」と宣言。「女房、子どもがいるので食って行かなきゃいけない」とする一方「先のことは決まっていない」とも話した。
ただし太蔵氏に近い関係者によると「次の次の総選挙には、北海道1区から出るつもりだ」という。長谷川氏の選挙結果によっては、自民党公認が得られるかも知れず、そうでなくても「どのようにも対応できるようにしておきたい」と、無所属もあり得るとの考えを示しているとみられる。また、党内では来年の参院選に出るのではとの憶測もある。
「4年前、小泉氏や武部勤氏に利用されたという思いはないか?」の質問に太蔵氏は「微塵(みじん)もない」と返答。06年の党大会で立党50年宣言を読み上げたことを振り返り、次期衆院選では長谷川氏の応援をはじめ、全国応援演説にも協力する意向だ。世襲候補を巡り、小泉氏の次男・進次郎氏(28)の出馬を批判したことも「余計なことを言った」と苦笑交じり。「進次郎さんはスッバラシイ方」と絶賛した。
党本部を出る際には「私はやっぱり自民党が、この国の将来を担う政党だと改めて思う。心残り? もうなにもありません」と太蔵氏。お騒がせチルドレンが起こした嵐は、こうして、ひとつの結末を迎えた。
(2009年6月5日06時02分 スポーツ報知)
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