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俳優・三國連太郎(86)が心筋こうそくの手術を受けていたことが分かった。人気映画シリーズの最終作「釣りバカ日誌20 ファイナル」(12月26日公開、朝原雄三監督)の北海道・中標津町ロケがこのほど行われ、三國が明かした。クランクイン5日前の4月28日に手術したが、経過は良好で撮影も順調に進んでいる。2003年に心筋こうそくで手術した西田敏行(61)は「心筋こうそく仲間です」と笑わせた。
シリーズ初の北海道にやってきたハマちゃん・西田とスーさん・三國。標津川の上流でオショロコマを釣り上げるシーンなど撮影は順調に進んだが、スーさんは病み上がりで臨んでいた。
「実は心筋こうそくになりまして」と三國。松竹によると、大の飛行機嫌いで動悸(どうき)がするほどという三國だが、今回は空路移動が避けられないため、4月24日に東京慈恵医大病院で心電図を取ったところ、心筋こうそくの疑いと診断。同28日にカテーテル手術を受けた。4、5時間後に帰宅し経過も良好で5月3日に都内でクランクイン。同31日から北海道ロケに空路で参加したが、その直前の検査で医師から「異常なし」とゴーサイン。検査の前に自覚症状は全くなく、撮影がなければ病気に気付かず進行していた可能性もあり、釣りバカが“命の恩人”になった。心臓の冠動脈に3本のカテーテルを処置した三國は「体調は大丈夫」ときっぱり。
その釣りバカもスタートから22年目、22作(特別編を含む)で見納め。三國は「僕にとって歴史的な事件。生涯の仕事だった。社会のひずみを見事に作り上げて22回続けられた。今回は一番ひずみに切り込んでいる。これだけは見てほしい」と熱っぽく語った。
くしくも03年には西田が急性心筋こうそくで手術し、仕事復帰も釣りバカだった。「心筋こうそく仲間です」と笑い飛ばしたが、三國との出会いが何よりの財産だ。
「小さいころに見た映画に必ず三國さんが出ていた。すごい人だ、と。22年にわたって共演なんて夢にも思わなかった。その歳月を終えることは感慨もひとしおで、胸に迫るものがある」と“別れ”を惜しんだ。クランクアップは7月上旬を予定している。
(2009年6月5日06時03分 スポーツ報知)
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