シルバー大学校中央校同窓会宇都宮地区南部第2支部の平成18年度中の
地域貢献活動記録をまとめました。
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当支部は、栃木県シルバー大学校中央校第7期から26期の卒業生228名で構成する県内最大規模の組織である。
平成18年4月1日から組織としての地域貢献活動を始め本年3月31日で丸1年を経過した。この1年間の活動記録を小冊子としてとりまとめ(財)長寿社会開発センター、社会福祉法人 とちぎ健康福祉協会に報告した。
更に、平成19年度栃木県シルバー大学校第29期生入学案内のパンフレットに当支部の地域貢献活動写真記録が登載された。
資料の序文を次のとおり転載する。
組織としての地域貢献活動(ボランティア)の実施に寄せて
当支部は、栃木県シルバー大学校中央校第7期から26期の卒業生228名で構成する県内最大規模の組織であります。会員は、年齢93歳から63歳、平均年齢74.3歳の高齢者であります。
支部の設立目的は、会員相互の融和親睦を図るとともに、生きがい推進員として、長年培ってこられた知識や経験、技能を活かし、地域社会で生きがい活動を実施することであると思います。しかしながら、従前個人としては格別、組織としての地域活動は低調でありました。
そのため、平成17年12月に全員対象に地域活動に関するアンケート調査を実施しました。その結果、ボランティア参加希望者98名、参加率43%と高率を示し、希望活動内容も多種多様で、特技の持ち主も多く多士済々であることを発見しました。
アンケート調査結果を踏まえて、宇都宮市役所を初め関係団体等と連絡するとともに、数次にわたる役員会において協議を重ねた結果、「第2支部地域貢献活動要領」を作成し平成18年4月から希望活動内容の多い
●公園環境美化活動 ●福祉活動(施設訪問) ●図書館奉仕活動
の奉仕活動を、参加者102名、6班編成して開始することとしました。
公園環境美化活動班は、4月1日(土)午前中、16名参加して西川田公園のゴミ拾いを皮切りに、各々4月中1回実施しました。
ボランティア活動は、継続することに意義があるとの会員多数の総意により、その後も毎月1回、健康で無理をしないで楽しく活動を実施してまいりました。
平成18年9月には、現会員に対する地域貢献活動に関する意思確認調査結果に基づき、更にシルバー大学校中央校第26期生32名の新規入会者を得て、総員103名の体制で7班編成して、同年11月18日定期総会における決議により、平成18年度も引き続き組織として前年同様地域貢献活動を実施してまいりました。その後、毎月各々実施し、本年3月19日の図書館奉仕活動を最後に本年度の活動を無事終了することができました。
この1年間、37回、延べ438名、1回平均12名の献身的な奉仕活動を実施してまいりました。その間の皆様のご労苦に対し、心から感謝と御礼を申し上げます。
その結果、施設の管理者・利用者はもとより地域住民等から感謝と賞賛の声が寄せられるなど、高く評価されました。この活動の推進役の一人としてご同慶の至りであります。また、組織として地域貢献活動を実施して良かったと自負しているところであります。
更に、平成18年11月30日には、(財)長寿社会開発センターから「老人大学卒業生の活動支援事業委託」決定の通知を受けました。これは、全国で3箇所の一つとして選定されたもので、名誉なことで誠に喜ばしいことです。
ボランティア活動の原点は、自発的に「出来る事を、出来る時に、出来る人に、実践すること」だと思います。そして、「ボランティアは良心の契約である」という言葉があります。
今後とも、会員の皆様とともに、健康の許す限りボランティア活動を継続し、充実した価値ある人生を送りたいと思っております。
この資料は、平成18年4月から平成19年3月までの1年間の「組織としての地域貢献活動」の記録を取りまとめたものです。今後のより充実した地域貢献活動の参考資料に活用していただければ幸いです。
平成19年4月1日
栃木県シルバー大学校中央校同窓会宇都宮地区南部第2支部
支 部 長 根本 武男
地域貢献活動総括班長 森下 昭雄
